取り残された問題

バングラデシュはサイクロンが引き起こす高潮や洪水で
度々甚大な被害を受けています。
災害発生直後は世界中の国際NGOが緊急救援のため駆けつけますが、
多くのNGOが復興を待たず撤退しているのが現状です。

バングラデシュは
サイクロンが引き起こす
高潮や洪水で度々甚大な
被害を受けています。

災害発生直後は世界中の国際NGOが
緊急救援のため駆けつけますが、
多くのNGOが復興を待たず
撤退しているのが現状です

WHY?

問題の裏側 

バングラデシュは国全体が海面よりやや高い平らな土地であるため、サイクロン(熱帯低気圧)が引き起こす高潮や洪水により大きな被害を受けやすい国です。過去には何度もサイクロンが襲来し、2007年11月に上陸した過去最大級のサイクロン「シドル」では死者・行方不明者は4,000人を超え、総被災者数は900万人に及びました。
シャプラニールでは2007年に実施した緊急救援以降も、毎年雨期に発生しやすいサイクロンに対する備えを強化するため活動しています。

シャプラニールの取り組み

シェルター整備といったインフラ以外にも、日頃からの備えを強化するため、
学校での防災教育の実施し世帯レベルでの防災知識の定着を図ります。
また、行政やコミュニティ自主防災組織、学校といった防災組織との関係づくり、活性化を促します。

シェルター整備といったインフラ以外にも、日頃からの備えを強化するため、学校での防災教育の実施し世帯レベルでの防災知識の定着を図ります。また、行政やコミュニティ自主防災組織、学校といった防災組織との関係づくり、活性化を促します。

※本事業は2021年6月をもって終了しました。
シャプラニールは今後もサイクロン常襲地での活動を展開すべく、
サイクロン被災地での復興支援や、新たな防災事業の立案に取り組んでいます。

学校での取り組み

教育行政の協力を得て学校での防災教育を実施、世帯レベルでの防災知識の定着を図ります。
取組みの一つで大きなイベントとして注目されているのが、地域の学校が防災の重要性を伝えるパフォーマンスを通し、防災能力向上を目的としたイベント「DRR Olympic」(ベンガル語でDurjog Prosutiti Mela (Disaster Preparedness Fair、日本のイベント「ぼうさい甲子園」が参考)です。地域住民との防災知識の共有や、今後の防災計画について考える機会につなげることを目的としています。

学校での取り組み

行政への取り組み

行政や、サイクロンシェルター(サイクロン襲来時に避難する場所、主に公民館や学校など)管理委員会などのコミュニティ自主防災組織、学校といった防災組織との関係づくり、活性化を促します。例えば、具体的には、各レベルの防災管理委員会が定期的に会議を行い、防災計画を作成し、防災活動予算を措置するようになることを目指して活動を行っています。また、「防災先進国」日本へ招へいし、や防災減災の取り組みの視察をするなど、防災委員会の能力強化を行います。

行政への取り組み

地域社会への取り組み

防災管理委員会を通じてサイクロンシェルターの簡易修理支援(水供給システム等)を行います。また、事業地にて2019年9月にサイクロンBulbulが発生した際には、パートナー団体を通して地域の防災委員会からの緊急救援要請を受け、対象世帯の家屋再建に必要な資機材の購入支援、再建作業のサポートを行いました。

活動の様子

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企業・団体との協働

さまざまな企業や団体からの寄付、物品寄付「ステナイ生活」の支援、
現地の事業への直接支援などでご協力をいただいています。
企業のSDGs、CSR活動についてのお問い合わせはこちらをご覧ください。

さまざまな企業や団体からの寄付、
物品寄付「ステナイ生活」の支援、
現地の事業への直接支援などで
ご協力をいただいています。
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プロジェクト詳細

プロジェクト活動期間や、活動地域、規模についての情報、
そして活動をともに進めているパートナー団体についてご覧いただけます。

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活動地域、規模についての情報、
そして活動をともに進めている
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プロジェクト詳細情報

パートナー団体詳細


あなたにできることが、必ずあります。

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「誰も取り残さない社会」、その実現へ。
シャプラニールと一緒に、アクションを起こしませんか。

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