バングラデシュのサイクロンが多い地域での防災支援

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災害は、社会開発の成果を一瞬にして無にしてしまうほど大きな影響を社会に与えます。特に災害に対応する術を持たず、あるいは危険な地域に住まざるを得ない社会的・経済的に厳しいの人々がより多くの被害を受けやすいと言えます。自然災害の発生を止めることはできませんが、日常から減災に取り組むことにより、被害を抑えることはできます。サイクロンや洪水、地震などの災害による被害を軽減する防災活動を行政・コミュニティ・個人レベルで進め、災害に強い地域づくりに取り組みます。

本プロジェクトでは、持続的な開発目標(SDGs)の17の目標(ゴール)のうち、以下の解決を目指し活動しています。
SGDsのゴール1SGDsのゴール10SGDsのゴール11SGDsのゴール16SGDsのゴール17

私たちがこの活動で目指すこと

サイクロン防災からの早期復興
防災意識の高い地域づくり


サイクロンに強い地域・人づくりプロジェクト

バゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ村は、2007年11月のサイクロン「シドル」でもっとも大きな被害を受けた地域の一つです。これまでは、防災訓練や防災教育などのサイクロンへの備えがされていませんでした。

そこでシャプラニールは、バゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ村の中の2つの集落で、青少年や農家を対象としたサイクロンからの復興支援と災害対策を行ってきました。地域の小中高校や行政を巻き込んで学校教育に防災カリキュラムを組み込んでいくこと、そして防災について学んだ子どもたちを起点として地域に防災の取り組みを波及させていくことを目指します。

動画で見るシャプラニールの活動


目標を実現するために取り組んでいること

青少年に向けた学校での取り組み

cyclone_community_05防災訓練やサイクロン防災に関する討論会(学生フォーラム)を中学校で開催します。防災教材を作成し、小学校・中学校・高校の先生との意見交換を行い、生徒や学生が防災に必要なことを知れるように環境を整えます。

 

行政や地域への取り組み

cyclone_community_03行政担当者や地域リーダー向けに、防災活動や災害に対して予防対策がない場合のリスクなどに関するニュースレターを半年に一度配信します。また、地方新聞社や地方テレビ局の記者と意見交換を行い、現状についての意識を高めます。

 

その他、インフラ整備

cyclone_community_04新しく14の池の堤防を設け、砂利と砂で池の水をろ過して浄化する設備(ポンドサンドフィルター)の管理委員会をそれぞれの地域で発足させます。サイクロンシェルターのトイレや井戸などを行政などと連携して維持・管理していきます。

 

NGO × 企業・団体との協働

domestic_servant_06さまざまな企業や団体から、ご寄付での支援、物品寄付「ステナイ生活」での支援、現地の事業への直接支援などでご協力をいただき、事業を進めてきました。SCR活動にご興味ある方・お問い合わせはこちらをご覧ください。


これまでの成果とSDGsへの貢献

重点分野のひとつ「子どもの権利を守る」取り組みが具体的にSDGsのどの部分の達成に貢献しているのか、該当するゴールとターゲットとその達成度を測るために設定された指標に照らし合わせました。

SGDsのゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」該当ゴール 17
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する


ターゲット 17.17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

指標 17.17.1(b)
市民社会パートナーシップにコミットしたUSドルの総額

どのような貢献をしているのか
適切な地域状況の把握に基づいた防災計画が策定され、その計画に沿った防災・減災行動が三助の連携のもとに実践された。JICA*資金による支援総額:18,527,000円(2018年度)

*独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。

関連資料
・会報南の風287号 特集:シャプラニールの活動から見るSDGs
・外務省公式サイト  日本のSDGグローバル指標の進捗状況について

 

パートナー団体紹介

団体名Jagrata Juba Shangha
(略称:JJS、略称読み:ジェイ・ジェイ・エス)
地域バゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ村
年間予算
スタッフ数
約960万円(2019年度)
裨益者数2,200 人(間接裨益者含めると約26,000人)
団体概要1985年設立。バングラデシュ南西部のクルナ県を中心に活動する現地NGO。社会的な差別を受けている人々や経済的な貧困層への支援を行う。地方行政に設置される防災委員会の能力強化を通じて県、郡、ユニオンそれぞれのレベルで防災委員会とその他の防災アクターの活性化を促す。教育行政の協力を得て学校での防災教育を実施し、子どもたちが防災活動に積極的に関わる機会をつくり、自助・共助・公助の連携を強める活動を行っている。
 

現地活動ルポ


ご支援のお願い

シャプラニールは、皆さまからのご寄付やボランティアに支えられ、1972年より独立間もないバングラデシュの農村での活動から始まり、そして現在はネパールへも活動を広げ、現地の声を聞き対話を重ねながら支援から「誰も取り残さない」活動を続けることができています。

これからもこの活動を続けるには、皆さまの継続的なご支援が不可欠です。子どもたちが適切な教育を受け、社会の一員となり生活することを支援するこの活動を、ぜひ一緒に支えるてくださいませんか。

ご支援の方法はいくつかあります。ご寄付(今回のみ、月々)、物品のご寄付など、ご都合のよいあなたのご支援で支えて下さい。どうぞよろしくお願いいたします。

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