在留外国人にかかわる取り組み

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日本に住む外国人の中には、日本社会に馴染めずに、または馴染むきっかけを見つけられずに社会から孤立をしている人々も少なくありません。彼ら彼女らが安心して日本で暮らせるよう働きかけていきます。

当会では、持続的な開発目標(SDGs)の17の目標のうち、本プロジェクトでは以下の解決を目指し、活動しています。
 
SGDsのゴール10SGDsのゴール16SGDsのゴール17

2021年度は、日本に住む在留外国人、特にネパール人を対象に、オンラインイベントを通じた情報提供・情報交換会、また、生活相談の取り組みを実施します。これらを通じて、在留外国人が抱える課題を探り、2022年度から本格的に開始する事業の立案と事業開始に向けた準備を行います。

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活動名称 在留外国人の生活相談、及び、オンラインイベントを通じた情報提供
活動期間2021年8月~2022年3月予定
活動地域日本

問題と背景

日本における在留外国人は年々増えており、それに伴い、共生社会の実現を目指して、日本社会では様々な取り組みが実施されてきました。けれども、まだまだそのような機会にアクセスできておらず、課題を抱えながら日本で生活をしている外国人も少なくありません。シャプラニールにも、ここ数年、日本国内に住む外国人、とくにネパール人に関係する相談、支援依頼が増加しています。

このことをきっかけに、在留外国人に関わる多方面の関係者にヒアリングを実施し(特にネパール人関係者を対象にヒアリング等を実施)、課題だと感じたのは、在留外国人の中には言葉の違いや文化の壁により必要な情報にアクセスできない人、何かあった時にたよるあてがない/わからない人、日本社会の仕組み(教育や社会保障等)から取りこぼされている人が多くいるということでした。

例えば、在留ネパール人向けに実施しているオンラインイベントでも、ネパール人の参加者はぞれぞれ大なり小なり課題を抱えていること、相談する適切な相手が限定的であることが伺えました。また、合わせて情報収集をする中で、ネパール人に限らず在留外国人が抱える課題が多様であることがわかりました。そのため、現段階では特定の課題に絞り込むまでには至っていません。けれども、COVID-19の影響もあり、在留外国人支援団体には困窮する人からの相談件数が増えています。

そこで、2021年度は在留外国人に対する下記のような生活支援に取り組み、さらには関係機関との関係構築とアクションリサーチを進め、2022年度から本格的に開始する事業の立案と事業開始に向けた準備を行います。

オンラインでの情報提供・情報交換会

domestic_servant_02 オンラインイベントを定期的に開催し、日本に住むネパール人を対象に、日本での生活に役立つ情報の提供を行う。

 

在留外国人の相談受付

他団体が実施するフードパントリー等の活動に連携(または協力、またはコラボレーション)して、特にネパール人からの生活相談などの受付と関係機関への紹介を行う。


活動ルポ


ご支援のお願い

シャプラニールは、1972年より独立間もないバングラデシュの農村での活動から始まり、現在はネパール、そして国内の在留外国人に対する活動にも力を入れています。皆さまからのご寄付やボランティアに支えられ、現地の声を聞き対話を重ねながら、「誰も取り残さない」活動を続けることができています。
これからもこの活動を続けるには、皆さまの継続的なご支援が不可欠です。近年増加している在留外国人の方々。彼ら彼女らが日本社会で孤立することがないよう支援するこの活動を、ぜひ一緒に支えてください。
ご支援の方法はいくつかあります。ご寄付(今回のみ、月々)、物品のご寄付など、ご都合のよい方法で、ご支援をお願いいたします。

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