シャプラニールの活動を通じて、
市民の立場から SDGs の達成に貢献する

シャプラニールは活動を通じて、SDGs の達成にも貢献するとともに、
市民の皆さまへ日常生活の中でできるご寄付やボランティアといった取り組みを広く呼びかけています。
また、社会・経済・環境に大きな影響力を持つ企業の皆さまと
パートナーシップを組みながら、それぞれの強みを生かせる協働した活動も行なっています。

SDGsって何?

地球の環境を守り、みんなが平和に暮らせる世界の
実現のために定めた目標

SDGs とは、2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことです。17の目標と 169の具体策、232の指標で構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。国連加盟するすべての国々は、この目標を達成するために、2016年から2030年までに、貧困や飢餓、気候変動の問題を解決し、平和的社会実現、持続可能な開発のためにともに力を尽くすことが求められています。

MDGsとの違い

SDGsは、2001年に策定されたMDGs、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)で達成することができなかった目標が継承されています。SDGs の特徴とも言える MDGs との違いのひとつは、目標達成に向けた対象国が、問題を抱える当事者(途上国)だけではなく、それに取り組む国々(日本も含む先進国)が加わったことです。SDGs の達成は、問題の当事者だけでなく、それを取り巻く人々、国際社会全体が協力しなければ実現しません。

シャプラニールとSDGs

「誰も取り残さない」私たちの活動が、SDGs 達成につながる

シャプラニールは「誰も取り残さない」というキーワードのもと、開発から取り残された人々に焦点を当て活動を続けてきました。これは SDGs が掲げている「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という考え方と共通しています。私たちは現在バングラデシュ、ネパール、日本で、4つの重点活動を通じて、SDGs 達成に貢献するとともに、市民一人ひとりが「誰も取り残さない社会」実現に向けできるアクションを提案しています。

1.
子どもの今を支え、明日を守る活動

子どもの権利の中でも成長を阻害する「児童労働」、健全な発達や社会参加に欠かせない「教育」について、とりわけ行政や NGO の支援から取り残された子どもたちや地域を対象とした活動を行っています。

関係する主な SDGs の目標
2.
災害に強い地域を作る活動

サイクロンや洪水が多発する地域において、個人だけでなくコミュニティ、行政レベルで地域の方々とともに防災活動を進め、災害に強い地域づくりに取り組んでいます。

関係する主な SDGs の目標
3.
社会からの孤立を防ぐ活動

さまざまな理由でコミュニティとの接点がなく社会から孤立してしまう人びとに寄り添う活動を行います。現在、日本国内で、急増する在留外国人の方々がよりよく暮らしていけるような取り組み、また南アジアで孤立する若者の社会参加を促すような取り組みを模索しています。

関係する主な SDGs の目標
4.
市民同士のつながりを促す活動

「すべての人びとが持つ豊かな可能性が開花する」その実現のためには人びとが自分の力を発揮できる場作りが必要です。私たちは、活動を通じ、作る人、使う人がそれぞれ思いやれる関係を作るとともに社会課題に取り組む市民、グループなどが学び、刺激し合う場の提供を進めています。

関係する主な SDGs の目標

特集:シャプラニールの活動からみる SDGs ! ( 全3回 )

あなたも一緒に!

皆さんも、ぜひ、シャプラニールとともに SDGs の達成、そして「誰も取り残さない」社会を実現を目指しアクションを起こしませんか?シャプラニールでは、どなたでも気軽に取り組める、社会問題解決への市民参加の方法を提案しています。

不要品を寄付に!

ステナイ生活

ご自宅にある不要となった物品の寄付していただいたり、届いた寄付物品の仕分けなどのボランティア活動を通じ、活動に参加することができます。

お買い物で国際協力

クラフトリンク

バングラデシュ・ネパールの商品の購入が生産者の生活向上、社会地位の向上につながります。商品販売制度でフェアトレードを広めてみませんか。

イベントやSNSで

活動を知る・広める

定期的に開催している活動紹介するイベントに参加して理解を深めたり、SNS などで情報をシェアすることも、大きな支援になります。

企業・学校の皆さまへ

シャプラニールの活動は、理念を共にし、問題を解決を進めるパートナーとして、さまざまな企業や団体から、ご寄
付での支援、物品寄付「ステナイ生活」での支援、現地の事業への直接支援などでご協力をいただいています。「社
員参加の社会貢献」「顧客参加の社会貢献」「株主参加の社会貢献」などCSR 活動についてお考えであれば、お気軽
にお問い合わせ、ご相談ください。

そのほか、学校の国際理解に関する授業やキャリア教育、市民向け講座、企業における勉強会などで、南アジアの生活や現地の支援活動についての講演を行っています。