【西日本豪雨緊急救援】2018年7月14日・15日最新情報

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シャプラニールは西日本の記録的豪雨に伴う被害状況を受け、2018年7月12日から職員2名(小松事務局長、長瀬職員)を被害の大きい岡山県に派遣しています。7月14日、15日時点の被災地の現状と現地での活動について報告します。

これまでの動き
2018年7月16日・17日最新情報(2018年7月18日)
ネパール現地パートナー・RRNからの応援メッセージ(2018年7月17日)
2018年7月13日最新情報(2018年7月14日)
2018年7月12日最新情報(2018年7月13日)
7/21(土)「西日本豪雨 緊急救援活動」報告会開催決定(2018年7月11日)
小松事務局長、長瀬職員が現地に向け出発へ(2018年7月11日)
大雨による被害に遭われたみなさまへお見舞い申し上げます(2018年7月7日)


<7月14日(土)スケジュール>
06:00 倉敷災害ボランティアセンター集合
07:00 真備町箭田支所に設置された拠点(箭田サテライト)へ集合
07:30 ボランティア受け入れ等、活動開始
17:00 箭田サテライトにて振り返りミーティング実施
18:00 倉敷災害ボランティアセンターにて反省会
19:00 箭田サテライトにて明日のためのミーティング実施
21:00 解散

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■箭田サテライトでの振り返り
箭田サテライトを含む周辺の受け入れ先3カ所で、7月14日(土)のボランティア受け入れ合計は1,459人に達しました。新倉敷駅からのシャトルバス利用もスムーズに運行されました。
一方、日中の厳しい暑さの中の作業となったため、脱水症状などの救急搬送もありました。また、作業中の軽傷も多くなってきています。

■倉敷市災害ボランティアセンターでの反省会
ボランティア受け入れに際し、以下のような報告や大小様々な問題が共有され、それに対する改善策が検討されました。
・地域ごとの詳細地図をエリア担当に用意する。
・日陰のテントスペースをボランティア休憩所にする。
・バスごとに9人×5グループではなく4-5人×10グループなどにして、多くのニーズに答えられるような体制に変更をした。
・2階から浸水していない椅子を下ろし、ボランティア休憩所へ移動。2階は着替えをするスペースへ。
・水場は給水用と道具を洗う用で分けて使うように張り紙し、徹底周知する。
・現場からニーズ要請をしているがマッチングされず連絡も来ないことに不安があるとの声があった。翌日ボランティア派遣ができるようにしたい。
・ボランティア活動保険に加入していない人が多い。受付で社協が負担する形で加入していた。保険に入ることが参加の前提として促している。
・土のうと不要家屋が道端にあると車が通えない、匂いが気になるなど問題がある。倉敷市から要請を出しているがまだ手が回っていない。自身で集積所まで運んでもらうか、外に出して市に要請をすると回収してくれるようになっているが手が回っていない(実際にはされていないことが発覚)。市からの情報がない、とするが連絡先を集約した用紙を配布する。
・環境衛生課からボランティア12人の派遣を希望されたため、災害ボランティアセンターから派遣する。
・岡山県警よりボランティアの車両で道路が渋滞することへの懸念が伝えられた。これに関してはルートを変えてバスを迂回させたりして緩和する。

■活動の中で聞いた被災者のお話
以下、被災状況や現状について伺ったお話の一部をご紹介します。
・当時2階まで水が迫ってきたので板を浮かべて2階へ逃げた。(男性、70代)
・冷蔵庫が流されキッチンの壁にはまってしまい動かなくて困っていた。2月に引っ越してきたばかりだった新品の冷蔵庫。清掃してそこに住みたいと思っている。(女性、40代)
・2階も浸水した。家は諦めて違う地区に住むところを決める。(男性、70代)
・地道に1週間かけて作業をしていたのが嘘のように早く片付いた。本当に助かりました。ボランティアの方には感謝しています。(家族3人、父母息子)

■翌日の動きについて
翌日は、7月14日に担当していたエリアを引き続き担当します。小松、長瀬がそれぞれ担当エリアを任されており、ボランティア采配をしながらニーズ要請に応える調整役として動く予定です。


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<7月15日(日)スケジュール>
06:00 倉敷災害ボランティアセンター集合
07:00 箭田サテライト集合
07:30 ボランティア受け入れ等、活動開始
16:00 片付け〜倉敷災害ボランティアセンターへ移動
17:00 倉敷災害ボランティアセンターにて反省会
18:30 箭田サテライト明日のための打ち合わせ実施
21:00 解散

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■倉敷市災害ボランティアセンターにて反省会
ボランティア受け入れに際し、以下のような報告や大小様々な問題が共有されました。明日の3連休最終日に向けて、改善と対策が話し合われました。
・行政より5件のボランティアの派遣申請があり、90名を派遣。個別のニーズの把握が効率よくできていない。本日の相談件数102名あり、9回線で対応したが、人手が不足している。
・ボランティア参加の問い合わせについては、7時半〜10時半まで電話が鳴りっぱなしで、約450件の問い合わせを受けた。物資の支援の申し出、ダンプや軽トラ、重機など提供したいといった申し出もとても多かった。
・本日のボランティア受付は合計2,324名となった。受付時に希望する作業内容を聞いている。例えば、体力に自身がない場合など、ボランティア希望に合わせてニーズとのマッチング対応も行った。
・安全管理の面では、本日も骨折、熱中症などによる救急搬送が5件あった。眼の負傷が多いため、粉塵用マスクやゴーグル/サングラスは必須としたい。
・住民とコミュニケーションとして看護師と高校生が地域を回り、氷のうの配布を実施したが、本部での作業が多忙で看護師が外に出られない状況だった。
・個別対応(レッカーでひっくりかえった車を直す、流れてきた倉庫をクレーンでひっぱり出す)を行った結果、通常のボランティアでは対応できない大きなものの搬出ができた。また、電動工具を使えるボランティアが必要。
・地域の空き地へ廃棄物を収容させたい。行政と連携して行う必要がある。廃棄物が公道を狭めることで緊急時に車が通れなくなってしまう。
・熱中症対策について、スタッフの健康管理もとても大切。例えば気温が35度になったら作業をストップする。(温度湿度計-〇〇度以上でアラームがなるをサテライトごとに用意したり、作業時間の短縮など基準を決める、等)
・エリア担当(各エリアで活動するボランティアを統括するリーダー)は地域を巡回する。1巡目はエリア発見をし、2巡目はニーズブースで個別対応マッチングを行う。等

■翌日の動きについて
上記のように、エリア担当は広範囲での移動が必要になるため、自転車の支給/購入をシャプラニールが行うよう調整しました。明日は3連休最終日です。
宿泊場所とサテライトが片道1時間と場所が離れていることもあり、早朝から夜遅くまで活動と猛暑のため疲労を感じていますが、体調に気をつけながら、これまでの反省点を活かしてより効率的にボランティアコーディネーションが行えるよう、各所と協力し進めます。


★派遣チーム帰任後、7月21日(土)に報告会を実施いたします。詳細は以下のページをご覧ください。
7/21(土)「西日本豪雨 緊急救援活動報告会」詳細・申込はこちら

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