本イベントは終了いたしました。ご来場いただきましてありがとうございました。

バングラデシュ

シャプラニールのバングラデシュ事務所がある首都ダッカ

バングラデシュで45年活動してきたシャプラニールも大きな衝撃を受けた、2016年7月1日に日本人を含む20名が死亡したダッカ襲撃事件から3年が経ちました。その後も各国でテロが頻発し、国際テロの脅威はますます拡大しています。

外務省は2019年6月23日、過去に発生したテロを賞賛したテロの可能性を指摘し、7月1日前後の警戒を呼び掛けています。

本講演会では、2019年4月に爆破事件が起きたスリランカの情勢に詳しい特定非営利活動法人パルシック代表理事の井上礼子さん、シャプラニール元事務局長で聖心女子大学教授の大橋正明さん、ダッカ襲撃事件当時のバングラデシュ事務所長(現事務局次長)藤﨑文子が登壇し、テロ発生の背景や構造を理解しながら、テロのない社会、国際平和について改めて考えます。

イベント開催概要

【日時】  2019年7月26日(金)18:30~20:30

【場所】  早稲田会館地下1階 You-Iホール[地図] ※会場変更しました(2019/7/16)
〒169-8611 東京都西早稲田2-3-1
・東京メトロ東西線「早稲田」駅 徒歩5分
・副都心線「西早稲田」駅 徒歩8分
・JR山手線「高田馬場」駅から バス5分

【プログラム】
第一部 ダッカ襲撃事件当時の状況 なぜわたしたちは活動を続けるのか (20分)
–事件をどう受け止め、どう対応したか(シャプラニール事務局次長/海外活動グループ 藤﨑文子)
第二部 スリランカの多民族社会と同時爆破テロ事件 (20分)
–内戦復興に関わってきた立場から(特定非営利活動法人パルシック代表理事 井上礼子)
第三部  ディスカッション (40分)
–テロの起こる背景・構造と今後のNGOの活動について
質疑応答 (30分)

【登壇者】
<講師>
特定非営利活動法人パルシック 代表理事 井上礼子特定非営利活動法人パルシック代表理事 井上礼子
1980年よりアジア太平洋資料センター(PARC)での活動を手始めに、IMFによる構造調整プログラムの問題や途上国の債務と幼児死亡率の関連の調査に関わり、NGO界の先駆者として注目を集める。2008年にはPARCから分かれて民際協力とフェアトレード事業を専門に行うパルシックを設立。2004年よりスリランカに事務所を置き支援事業を開始。

 

特定非営利活動法人シャプラニール事務局次長 藤﨑文子藤﨑文子
1997年シャプラニールに入職。クラフトリンク部門勤務を経て、2001年より海外事務所駐在。ネパール、バングラデシュの事務所長として、子どもの保護と権利促進や初等教育の普及、女性の社会的経済的自立支援、防災・減災などの社会開発事業を実施した。インド洋津波(スリランカ)、ネパール地震の緊急・復興支援や、ロヒンギャ難民支援等の人道支援事業にも従事した経験を持つ。襲撃事件のあった2016年7月はダッカにおり、バングラデシュ事務所の安全管理体制立ち上げ等の対応を行った。

<講師・全体コーディネーター>
聖心女子大学人間関係学科 教授 大橋正明大橋正明
早稲田大学、コーネル大学大学院卒業。1980~1987年シャプラニールのバングラデシュ駐在員および事務局長、1990~1993年国際赤十字赤新月社連盟及び日赤のバングラデシュ駐在員。2001~2007年シャプラニール代表理事、2007~2015年国際協力NGOセンター理事長。現在、聖心女子大学教授、恵泉女学園大学名誉教授、シャプラニール監事、日本バングラデシュ協会副会長。

【参加費】 一般 1,500円 会員500円 (当日入会歓迎)

【定員】40名

【お申込み】
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※必ず事前にお申し込みください。

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【お問い合わせ先】
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 国内グループ
担当:京井(きょうい)・小川
TEL:03-3202-7863 E-mail:event@shaplaneer.org