昨年の今日、いわき駅前で被災者のための交流スペースを開設しました。

孤立しがちな被災者のみなさんが、いつでも気軽に立ち寄れる「居場所」を作りたいという思いで、ほかに手本もないまま、手探りで活動を進めてきました。

この1年間で、本当のたくさんの方々に来ていただき、また、たくさんの方々に支えていただきました。応援してくださった多くの皆様に、心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

いわきでは、今も3万人以上の方たちが避難生活を余儀なくされています。一見暮らしは落ちついているようにも見えますが、将来に対する不安、家族と離ればなれになった淋しさ、孤独感といったものが取り除かれるまでには、残念ながらもう少し時間がかかりそうです。

私たちにできることは限られていますが、みなさんが少しでも前を向いて歩いて行くための、わずかながらのお手伝いができればと思っています。

DSC06780.JPGのサムネール画像豊間の海岸から見た朝日