capcron.jpg18歳になるジット・バハドゥール・チョウドリー君は、村では小学5年までしか勉強することができず、その後、家計を助けるためカトマンズに出てきました。

住み込みの家事使用人として働きながらノンフォーマル教育に1年半参加し、2010年4月に卒業。鉄工所で見習いの仕事を始め、日給200ルピー(約240円)をもらえるまでになりました。順調に自分の人生を歩み出したかに見えるジット君ですが、住み込みを続けている雇い主との間でもめごとが起きることがあり、いまでも定期的に訪問し、必要な支援を続けています。

(リラ・ヤダブ/プロジェクト・マネージャー、CAPCRON)