明るい未来を描けるように ~チャイルド・ヘルプ・ライン~

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シャプラニールは2017からパートナー団体CWIN(Child Workers in Nepal Concerned Center)が実施している「チャイルド・ヘルプ・ラインを通じた子どもの権利促進事業」を推進してきました。

CWINは1998年からチャイルド・ヘルプ・ラインのセンター(以下、センター)運営を行ってきました。センターでは、児童労働に関する無料の電話相談受付のほか、救急搬送、子どもの保護、社会心理学的カウンセリング、医療や法律相談といった活動も行われています。

私が初めてセンターを訪問した時、外の芝生で年上の女の子に教わりながらお絵かきをしている6歳と9歳の二人の女の子の様子を見てとても驚きました。訪問前、センターにいる子どもたちは児童労働や虐待からレスキューされたため、もっと悲しそうで人嫌いなのではないかと思っていたのですが、それは全くの間違いでした。彼女たちと話してみると、このセンターに来てカウンセリングや相談を受ける中で、将来の夢を持ち始めていました。

カトマンズのセンターでは、周囲の複数の郡を対象地域としています。ここでの運営は、ネパール政府とネパールの電話会社とNGOの協働事業です。カトマンズでは1日約200件の電話がかかってきます。センターには13人の職員が働いており、電話の対応だけでなくレスキューされた子どもの生活の支援、カウンセリングにも力を入れています。

シャプラニールは2019年度、CWINと児童労働を減らすための支援事業を新たに開始します。この事業では、地方からカトマンズなどの都市を夢の都だと思って来てしまう、または親が送ってしまい、都会での生活が始まってから児童労働の厳しい状況に陥ってしまう子どもを減らすための活動です。そのためには地方での子どもの権利や児童労働に関する啓発が必要だと考えています。

プロジェクトニュース写真1e

レスキューされた男子が生活する部屋

プロジェクトニュース写真2e

食事のメニュー表

スリジャナ・シュレスタ(シャプラニールネパール事務所、プログラムオフィサー)

 

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