245_rrn.jpg 2010年9月、それまで天水に頼るしかなかった土地にかんがい用水路が設置されました。およそ1カ月かかった建設作業には、「できることは自分たちで」という住民が参加。設備を利用する6世帯で費用の一部も出し合いました。

 この用水を利用したことで、前年比約10%増となる2.5トンの米を収穫することができました。かんがいの効果を実感した住民はこの冬、新たにトマトやトウモロコシなどの耕作に取り組んでいます。

(スレシュ・チョウドリー/プロジェクト・コーディネーター、RRN)