【大地震から二年ネパールのいま 1】家にも心にも大きな傷痕

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「最近は物忘れが激しくて、いつも何かにおびえているような感じがします」

そう話すのはハリシ・チャンドラ・シュレスタさん、2015年のネパール大地震の被災者の一人です。地震の爪痕は彼だけでなく多くの人々の心にも深く残っています。

シュレスタさんは1980年から37年間、太陽熱温水器を作る仕事をしていました。しかし2015年の地震で状況が一転、家は損壊しとても住める状況ではありません。家の近くに部屋を二つ借りて生活を始めましたが、二部屋合わせて6000ルピー(日本円で約6,600円)の家賃を払うのは楽ではありません。

トタン屋根や、計25000ルピー(日本円で約27,500円)の現金支援がありましたが、収入は途絶えたままです。今でも時々太陽熱温水器の整備の仕事がありますが、家族を支えるのには月15,000ルピー(日本円で約16,500円)も必要です。震災前にはなかった家賃の支払いもあり、支出は増えるばかりです。一人息子は商店で働いていて月8000ルピーの稼ぎがありますが、それだけでは足りず、家族を養うためにも彼自身がまた働き始めたいと思っています。

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損壊した自宅の前にたたずむシュレスタさん

 

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