現地レポートVol.1(3月19日、20日)

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被災地へ物資の輸送は2台の車で行いました。

1台(内山、秋庭)は、早稲田にある東京事務所から北茨城へ出発。灯油400リットルのほかの物資を運んでいます。この車は当会の評議員・鈴木隆二さん(ぐらするーつ)にお借りしています。

もう1台(小松)は、埼玉県深谷から出発。当会のフェアトレード商品取扱店舗で、スーパーマーケットのハーズさんからご寄付(お茶や缶詰など)を積んでの出発です。こちらの車は、当会職員の実家にある2トントラックを借りています。

常磐道を走っていると、茨城県中部の友部を越えると、道路にヒビが入っています。すでに、修復工事が始まっていました。

■インタビュー 日立中央サービスエリアで働く女性のお話

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「3
月11日14:00すぎ、急に空が真っ黒になった。とても不気味でなんだろうと思った。海も空も絵の具で真っ黒に塗ったような色になり、ごぉぉーーーーと
いう地響きが鳴った。その後、大きな地震が発生し、道路は波を打っていた。大きな揺れで立っていることはできず、みんなその場にしゃがみこみ、方々で
キャー!!
という叫び声が聞こえた。その声は今でも耳に残っている。津波警報が出たので、高台にみんな逃げた。でも今まで津波なんて経験したことないから、「どうせ
たいしたことない」といってそのとき逃げなかった人もいる。港の近くの多くの家は津波に飲み込まれてしまった。

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こんな大きな地震は生まれて初めて。母から戦時中のときの話を聞いていたけど、まさかこんなことになるとは。でも実際に自分が体験することは大切。このようなことがあったからこそ、きっとこれからは、防災に対する意識を真剣に考えるようになる。

命があるだけでありがたい、これからやり直すことはできるのだから。」

18:00
すぎ、小松と合流。19:00過ぎに、ウィラブ北茨城に到着、一部救援物資を降ろしました。この時点で、北茨城には少しずつ物資が入ってきていることわ
かったため、「うつくしまNPOネットワーク」に連絡をとり、いわき市に灯油、毛布、米、野菜、果物、大人用おむつ、医薬品などを運んでいます。うつくし
まNPOネットワークによると「炊き出しができる野菜、米、そのまま食べられる食べもの、果物は一番ありがたい」とのこと。

■北茨城の状況

部を超えたあたりから、道にひびが入っている。一部片道車線になっている所もあり、その修復工事が始まっている。周辺の家を見ると、かわらが壊れ屋根にビ
ニールシートを張っている家が何軒もある。北茨城市では、瓦が壊れた家は多いが、外観に大きな影響はみえない。塀が壊れているという家はあまり目に付かな
い。しかし、家の中はぐちゃぐちゃになっているとのこと。ウィラブ北茨城で働くスタッフたちの家も同様で家の被害は大きい様子。17日から電気、水道が回
復したが、まだ水道が復活していない地域も多くある。

■いわきの状況

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福島原発の事故の影響で、この地域で救援物資を運んでいる人たちも北茨城市までは行くが、いわき市まではいけないという人や団体が多い状況です。
北茨城市は19日から次第に物資が入り始めています。20日からは宅急便も配達できるようになりました。一方、いわき市は、いまだに物資が入っていませ
ん。いわき市は、地震、そして津波、さらに原発。各地で支援がはいっているものの、この地域にはなかなか入って来れません。

うつくしまNPOネットワークから「まだまだ支援物資が必要」という連絡が。特に、すぐに食べられるものや炊き出し用のなべや具材、との要望でした。東京に連絡し、第二便を依頼しています。

21日(月・祝)には、いわき中央インターまで通行できるようになるとの情報です。一気に物資が入り始めると思います。同時に個人ボランティアが入り始める可能性も高く受け入れ体制のできていない状態での混乱を危惧しています。

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