交流スペース「ぶらっと」の移転で思うこと

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4月1日から5日まで、いわき市イトーヨーカドーから平一町目のスカイストアへの移転のため交流スペース「ぶらっと」と事務所を閉じて引っ越しをしました。

3月31日のヨーカドーでの最終日を無事に終えた後、思い出に浸る間もなく次々と事務作業や片付けが押し寄せました。
年明けに「ぶらっと」の移転を伝えた際、常連さんやサークル活動を楽しみにしていらっしゃるみなさんから不安の声を多く聞きました。「教室は続けるの」「またみんなで集まれる場所はあるの」「将棋はできるのか」「駐車場がないと行かれない」など、それぞれに環境の変化によって不便が生じることは明らかでした。それでも、スタッフから説明を受けると、納得をしてくださり、早速移転先のスカイストアに自ら挨拶に行ってきたという方もいたくらいでした。
さらに、引っ越しは大変だろうから、何か手伝いたいと申し出てくださる方が徐々に増えてきました。

手芸サークルのKさんは、サークルの先生役兼まとめ役。毎週のサークル活動のために生地を集め、カットし、簡単にできる作り方を考えて10名のサークル仲間を楽しく束ねています。もともと教室がきっかけで知り合ったサークルのメンバーは、出身地、被災状況に関係なくわいわい手芸を楽しんでいます。そのKさん中心に1日から3日まで、こまごましたものの片付け、掃除、ゴミ出しなどテキパキ進めてくださいました。「いつもお世話になってるんだから、何か手伝いさせてよ」と集まって下さったサークルのみなさん。引っ越し当日は散らかった事務所にぎゅうぎゅうで座り全員で一緒にお昼にしました。Kさん手作りのおにぎり、仲間のTさん自慢のお漬物、それぞれからの差し入れでわいわいと食事をしました。

いわき市沿岸部で津波被災し、自宅、工場を流出、また奥さんと奥さんの妹夫婦を津波で亡くしたSさんは、昭和一桁の生まれ。長年船に乗っていたこともあり、力仕事があれば手伝うぞ、と引っ越し当日は船乗り仲間と軽トラックを2台出してくれ、搬出と搬入に力を貸してくださいました。
その他にも、引っ越し中、たくさんの方から応援や期待の言葉をいただきました。ありがとうございました。

この移転をきっかけに、「ぶらっと」を利用してくださっている皆さんの気持ちに前向きな変化があるように感じました。
本日10時、無事にオープンし、朝からたくさんの方に立ち寄っていただきました。スカイストアのスタッフのみなさんの明るく丁寧なご対応もあって、とても入りやすい雰囲気になった、と良いスタートがきれたと思っています。「こじんまりしたけど、居心地良いね」と言っていただけ私たちもホッとしています。もう少し手を加える必要もありますが、ここスカイストアでも、まずは皆さんに「ぶらっ」と立ち寄っていただける、気軽で明るい場所にしていきます。CIMG6881 (300x225).jpg

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