いよいよ被災者のための交流スペースがオープンしました。午後からの開所式には、案内状を見て来てくださった方のほか、いわき市、社会福祉協議会、地元NPOの皆さんなど、40名ほどが出席してくださいました。

いわき市市民協働部の佐藤部長から、シャプラニールのこれまでのいわきでの活動や、いわきの現状、いわき市の取り組みなどについてお話をいただきました。続いて、津波の被害が最も大きかった薄磯地区の住民で、喫茶店を営んでいた鈴木さんから、被災状況や、「前を向いて歩いていくしかない」という力強いメッセージをいただきました。その後、私から交流スペースについての説明をし、最後にパントマイムの「のん☆ぴー」さんのパフォーマンスで会場は大変盛り上がりました。

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開所式の様子

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大好評だったのん☆ぴーさんのパフォーマンス

パフォーマンスの後、子どもたちがのん☆ぴーさんからバルーン・アートを教えてもらい、とても喜んでいました。初日は開所式の出席者を合わせて約60人が交流スペースを訪れました。調理器具をお届けした時からの顔なじみの家族も来てくれて、嬉しいスタートとなりました。

(小松)