少し報告が遅れましたが、5月末より、いわき市災害救援ボランティアセンターに派遣され、同センターの運営支援をはじめました。これまで、当会では、いわき市の勿来(なこそ)地区、小名浜(おなはま)地区の災害ボランティアセンターの立ち上げ、運営を支援してきました。今度は、いわき市全体をカバーするボランティアによる復興活動に加わることになります。

いわき市災害救援ボランティアセンターに来られるボランティアの皆さんは、震災から3カ月あまりが経った今も、北は北海道から南は沖縄まで、文字通り全国から駆けつけています。その数は、平日でも200人あまり、休日の多い日には500人を超えます。

0616-3.jpgスタッフは、いわき市社会福祉協議会の職員を中心に、交代で応援に入る全国の社会福祉協議会や各種団体の職員、ボランティアなどからなります(NPOからの参加は当会だけ)。私は主にボランティアに活動を紹介するマッチングを行っていますが、限られた数のスタッフでは、特に休日の午前中は目が回るほど忙しくなります。それだけボランティアが来てくれていると考えれば、「嬉しい悲鳴」と言うべきかもしれません(まだ叫んだことはありませんが…)。

ボランティアの活動は、津波で被災した住居、事業所のガレキの撤去や、側溝などの土砂の除去が中心です。これまで既にかなりの活動がなされ、復旧は進んできたと言えますが、地域によっては作業の開始が遅れ、まだしばらくボランティアの力を必要とする所があります。

その代表的な地域が、いわき市沿岸部最北の「久之浜(ひさのはま)」地区です。
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激しい津波被害、その後の火災、そして、一部地域が福島第一原子力発電所の30km圏内に入っていることから、被災者の多くが長期間退避したままとなり、復旧活動が遅れました。そのため、今なお、著しく破壊され、中がぐちゃぐちゃになったままの家が多く見られます。私を含め、ここを訪れる関係者の多くがその光景にショックを受け、「ここは早く何とかしなきゃ」と口を揃えます。

センターでは、この久之浜地区での取り組みを今後強化していこうとしていて、復旧に取り組む住民有志グループと連携し、詳細なニーズの汲み上げと派遣するボランティアの増強を図っています。私も、久之浜での現地ニーズ調査を日々行い、住民グループとセンターをつなぐ役割を果たしています。

この久之浜については、後日、詳しくお伝えします。

(井坂)