現在いわき市では、震災で家屋が全壊または大規模半壊(建物は残っているが取り壊さざるを得ない状態)となった世帯および原子力発電所から近く避難区域となっている地域の住民を対象に、一時提供住宅の斡旋が行われており、雇用促進住宅や民間の借上げ住宅などへの入居が進んでいます。

全国的な対応として、日本赤十字社から家電6点セット(洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、電気ポット、炊飯器)が提供されるほか、いわき市から毛布や米、水などが配布されています。津波で家が流されてしまうなど、生活に必要なものすべてを失った世帯も多く、当会として何かできないかと考え、入居してすぐに必要と考えられる調理器具のセットを無償提供することにしました。

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市の災害対策本部とも協議を重ね、ちらしを対象者に配布し、希望者から電話をもらって個別に配送するという形をとることになりました。4月からそのための準備を進め、5月9日から市で行う入居手続きの際にちらしを渡してもらうようにし、実際に電話の受付が始まりました。初日の申し込みは4件、皆さんちらしを受け取ってすぐに電話をくれたようです。

※このプロジェクトには、以下のみなさまのご協力をいただいています。

0510-2.jpgパルシステム福島
提供する商品を保管する倉庫スペースおよび配送に使う車両3台を提供いただいているほか、パッキングなどの作業もお願いしています。

シャプラニールいわき連絡会
提供する商品の調達先の選定、現地スタッフの人選等、様々な面でご協力いただきました。

株式会社アイエムテー
いわき市の企業。海外での救援活動でも同様ですが、地域経済への影響を考え、物資の手配は現地調達が原則。大量の発注に応えられるよう、奔走してくださいました。