【西日本豪雨緊急救援】ー再び倉敷市で活動を開始(8/10)

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西日本に記録的な豪雨が降り甚大な災害となって1ヵ月が過ぎました。緊急救援募金の呼びかけやご支援ご協力をいただいております皆さまに感謝申し上げます。

さて、シャプラニールでは、7月の第1陣の派遣に続き、第2陣として8月10日から20日まで被害の甚大な岡山県倉敷市の倉敷市災害ボランティアセンターに職員3名が交代で支援活動を行っています。今回の派遣でも、倉敷市災害ボランティアセンターのボランティア受け入れを担う箭田サテライトで、全国より集まるボランティア受け入れや住民のニーズ受付などを引き続き行うこととなりました。

真備町周辺の様子
相変わらず容赦ない暑さは続いており青空も広がっていました。地域には以前のようにひと気はなく、乾燥した土地がただただ広がっていました。家の再建や取り壊しなども開始されていました。

1カ月前と比べ路上に積まれたゴミは撤去され、町で撤去作業をしている住民がかなり少なくなっている印象を受けました。しかし、確実な変化に驚いた半面、公民館などの住民が集まれる公共の施設、厚く土がかぶったままの舗道、ゴミ集積場となった広場にはまだ山積みの被災ゴミ、手つかずのままの崩れた屋根、流れ込む土砂によって破壊された窓のない家屋などもまだまだ多くあります。また、ゴミが撤去されたこともあり、川からの泥や下水のきつかった匂いも無くなっていました。

この地域では全世帯の半数におよぶ4,000世帯以上が浸水被害を受けています。また、この猛暑の続く中でのボランティア作業は15時までとなっており、一日の作業時間が限られます。そのため、深刻な被害を受けた家屋(この地域は平屋で土壁などの特性がある)の屋内清掃、床下清掃完了にも時間もかかります。初期段階のニーズ完了できるまで、また復興までの先の長さを痛感しました。

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箭田サテライト本部がある真備支所前の様子。一目で変わった様子が分かります。通りの前にあるコンビニエンスストアも営業再開のための準備に追われていました。(写真左:7月中旬撮影、右:8月中旬撮影)

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車道・舗道まであった泥も掃除されていました。(写真左:7月中旬撮影、右:8月中旬撮影)

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災害ボランティアセンター立ち上げ間もない頃はまだゴミは少なかったが今回の訪問では山のように積み上げられていいた。奥でゴミの分別作業が行われています。(写真左:7月中旬撮影、右:8月中旬撮影)

小田川の決壊箇所が修復完了
7月の訪問時に比べ、厳しい猛暑が続く日々もあり小田川は底が見えるほど水位は減っていた。その先には決壊箇所の工事が各所で完了していました。ブルーシートが目印です。余談ですが、この地域では、4月に筍まつり祭り(真備町の特産物)を吉備真備駅のロータリー広場で開催しているそうです。ぜひ来年は復興した真備に遊びに来てほしい、と各所で住民の方々が声をかけてくれいます。
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現在の家屋の状況と新設サテライト

派遣2回目の初日は、1カ月前には設立されてなかった倉敷市真備町での各所サテライトを訪問し、今後の活動内容について本部との調整を行いました。

真備地区の大きな2つの拠点、箭田サテライトと園・川辺サテライトの他にも、住民のニーズが集中する地域にミニサテライトを新設しています。地域によってはサテライトから遠方となるため、送迎ボランティアが作業ボランティアを車で送迎し、支援に入ることが難しかったお宅でも作業ができるようになっています。また猛暑での徒歩での移動がなくなるためボランティアへの負担も軽減されています。そのほかには、軽トラックを持っている地域の方が家財道具を運び出す作業に従事しています。被害は家屋だけでなく、車が水没したりとさまざまな場面で生活に不便さがあります。

浸水した家屋にはカビの発生が見られ(画面左)、放置しておくと住める家も住めなくなってしまう。

浸水した家屋にはカビの発生が見られ(画面左)、放置しておくと住めなくなってしまうためなるべく早く壁を剥がし乾燥させ消毒の作業が必要となる。

訪問した真備町岡田地区では1階浸水が多くみられたため、現在は2階で生活している在宅避難者、昼間は家の片づけをしそれ以外は避難所で過ごす方など混在しているそうです。

今後のボランティアセンターの予定
お盆の13〜15日は被災者の方々への配慮から、ボランティアの受け入れは基本的に休止が決定しています。16日からは通常通り運営を行います。わたしたち運営側は、再開に備え住民のニーズ表を精査し、デジタルデータ化の作業にあたります。ボランティアの支援が必要なお宅はないか、支援から取り残された人々がいないかなど現地調査も行いながら得た情報の統合も行う予定です。

また、地域によっては、家財運び出しや床上の泥出しは完了し、床剥がし・床下泥出し、家屋の消毒などの段階に向かっています。これまでの課題を一つずつ解決しながら良い運営システムをつくるため、本部と現場スタッフと会議を繰り返しお盆明けのボランティア受け入れ備える準備を整えます。

倉敷市災害ボランティアセンターでは、ボランティア申し込みをインターネットからも受け付けています。当日のお申込みはお待たせしてしまうこともあるため、事前の申し込みができようになりました。詳しくはコチラから。

<スケジュール(予定)>
8月10~12日 各サテライトや避難所の運営状況確認・箭田サテライト運営補助
8月13~15日 サテライトお盆休み期間、ニーズ現地調査・本部での地図の作成・ニーズ表の整理
8月16~20日 箭田サテライトでの運営再開

これまでの動き
職員を岡山県へ再び派遣します(2018年8月8日)
ネパール現地パートナー・RRNからの応援メッセージ(2018年7月17日)
2018年7月14日・15日最新情報(2018年7月16日)
2018年7月13日最新情報(2018年7月14日)
2018年7月12日最新情報(2018年7月13日)
7/21(土)「西日本豪雨 緊急救援活動」報告会開催決定(2018年7月11日)
小松事務局長、長瀬職員が現地に向け出発へ(2018年7月11日)
大雨による被害に遭われたみなさまへお見舞い申し上げます(2018年7月7日)

西日本豪雨緊急救援募金にご協力ください

シャプラニールでは下記の通り救援活動資金を募っています。
皆さまからの温かいご支援、ご寄付をぜひお寄せください。
※当会へのご寄附は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。

今すぐ寄付する(クレジットカード/Tポイントなど)

 

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