シャプラバ!

「シャプラバ!」は、シャプラニールをさまざまな形で支えてくれる皆さまの、
シャプラニールのとのかかわりや海外協力への思いなどをご紹介します!


小林英里子(こばやしえりこ)さん
JICA(独立行政法人国際協力機構)職員
ボランティアグループ・クシクシ倶楽部メンバー

私は、2021年12月から2022年3月まで、海外活動グループでインターンとして活動に関わらせていただきました。 JICA(独立行政法人国際協力機構)の職員で、現在は「草の根技術協力事業」や「世界の人びとのためのJICA基金」という事業を通じてNGO等の団体が開発途上国で事業を行う際のサポートを担当しています。 今回、JICA内のインターン制度によりシャプラニールでのインターンの機会をいただきました。

シャプラニールの印象

私自身は、広報関連業務、ステナイ生活の物品仕分け作業、フードパントリー(無料食糧配布)のイベントのお手伝いなど、さまざまな業務に携わらせていただきました。その中で、シャプラニールは「市民による海外協力の会」という団体名の通り、多くのボランティアをはじめとする支援者の方々、地域の学校や企業等のネットワークに支えられ、一緒に活動を進めていることを実感しました。また、シャプラニールは、組織がとてもフラットで、同じビジョンを共有しながらチームとして一つのゴールに向かって進んでいるという印象も持ちました

フードパントリー会場で手伝う様子(右)

これからのシャプラニールに期待すること

感染症、紛争、自然災害など、日本や世界が直面する課題は今後ますます複雑で大きくなっていくものと思います。取り残された人々に寄り添い、貧困の連鎖を止めるためには、政府による努力とあわせ、国家の枠を超えた「市民による海外協力」が力を持つと思っています。このような時代だからこそ、市民とつながり、新しいチャレンジに取り組みながら、社会にインパクトを与える組織であり続けてほしいと願っています。

会報「南の風」296号掲載(2022年6月発行)
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