3ヵ月ぶりの更新となりました。3月11日の東日本大震災からこのかた、被災された方々のことを思うと、のんきな内容での更新ができないという、ただそれだけの理由でここまで間があいてしまいました。ネパールにいる私にできることは限られていますが、このブログの更新もその一つですので、今日からまた再開したいと思います。
さて、本格的な雨期を前に、水力発電量が毎日増えてきているネパール。計画停電時間が今日からさらに短くなり、毎日4時間となりました!
この「計画停電」という言葉ですが、こちらでなんといわれているかご存じですか? ネパールをはじめ、南アジアでは一般的に英語で「Load Shedding(ロード・シェッディング」と呼ばれていて、ほとんど日常用語と化しています。これ、かなり大きな英和辞典には載っているのですが、直訳すれば「負荷の発散」ということになります。先日、ネパールに遊びにきた知り合いのアメリカ人(日本で英語を教えている方です)に、このロード・シェッディングという言葉について聞いてみたのですが、「なんだそれ? 聞いたことないよ」との返事。他の英語ネイティブの方も同じ答えだったので、あまり一般的な用語ではないようですね。ちなみに「Rolling Blackout」という言葉(まさに輪番停電と訳せますね)はあるようです。
ネパールにお越しの際は、ぜひこの「ロード・シェッディング」という言葉を使って、コミュニケーションにお役立て下さい(苦笑)。
※写真は、地域ごとの停電計画一覧。元はネパール語ですが、日本大使館で英訳版を作ってくれています。素晴らしいサービスですね。
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