【インターン企画!先輩インターンはなにしてる?】元インターンへのインタビュー 第2弾!

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こんにちは!広報インターンの澤田です。
様々な国際協力の形を知ってもらいたいという気持ちで始まったインターン企画ですが、
本日は「社会人になるまで国際協力という単語すら知らなかった」と話す、元クラフトリンクグループインターンの北川諒さんにお話を伺いました!


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クラフトリンクグループ・インターン 北川 諒さん

インタービュー/文:広報グループインターン 澤田 千織

商品の生産者に感謝の気持ちを

澤田:初めまして。広報インターンの澤田です。本日はよろしくお願いします。
早速ですが、国際協力に興味を持ったきっかけを教えてください!

北川:国際協力に興味を持ったきっかけは7年間勤務した卸売業の経験でした。仕事で訪れた中国の工場でたくさんのワーカーが働いているのを見て、身の回りのものは誰かが作ってくれており、その多くは私の知らない海外の方々なのだと気づき今までの自分の視野の狭さにハッとしました。今までそのような現実を考えもせず、作ってくれていることへの感謝の気持ちも抜けていたからです。中国への出張で、生きている個々人がいることを意識できたことは大きな転機でした。

また、仕事では「中国人は○○」と一面的に語る人にお会いしました。そう言わざるをえない経験をしたからこその発言だとは思います。私もそうなのかなと頭に過ることもありましたが、自分の経験を振り返ったとき、中国人というだけで同じレッテルを貼ることに疑問を持ちました。そのような軋轢や疑問を持ったことも国際協力に興味を持ったきっかけかもしれません。

澤田:そうだったんですね。私もシャプラニールに関わるまで、買い物をするとき生産者の生活に思いを馳せたことがなかったので、その視点を知った時は自分の生活にこんなにも外国の方々の生活が関係しているのかと気づかされました。
では、どうしてシャプラニールでインターンをしようと思ったのですか?

北川:私は28歳でインターンに参加しました。先ほどお話した中国の工場がきっかけです。勤務中はいかに商品のリスクを下げて納期内に取引先へ納入するかを第一としているうちに、工場のワーカーは忘れられた存在のように感じました。また、彼らは何を感じて仕事をしているのか疑問に思いました。
そこで、当時の私は「フェアトレードは利益や効率だけではない。知ればヒントを得られるかもしれない。」と考え、シャプラニールのクラフトリンクのインターンへ辿り着きました。

それぞれの国際協力

澤田:シャプラニールの魅力は何だとお考えですか?
北川:インターンを経て、理念や理論が先行するのではなく、実地で真摯に地道に取り組む職員の方々、そして会員やボランティア、ステナイ生活、地域連絡会、ユースチームなど多様な方法で国際協力に参加している方々を知りました。シャプラニールの使命に共感し、多様な形で協力する。形だけの組織で縛るのではなく、それぞれの捉え方で有機的なつながりを保っている。そのような面に国際協力とシャプラニールの魅力を感じました。

また職員の方々はインターンの私をちゃんと見てくださり、次の段階へ背中を押してくれました。私はとても勇気づけられたことを覚えています。そのような素敵な方々に出会えるのも魅力だと思います。

澤田:国際協力って一見華やかで「現地に赴いて何かする」と思われがちですが、実際はとても多様な関わり方があり、泥臭くて、日本にいながらも参加できる。シャプラニールは「市民による海外協力の会」だからこそ、プライベートで国際協力に関わって下さる方がたくさんいて、国際協力の真の実情をシャプラニールは体現しているように私も思います!

北川:市民として国際協力に関われる様々な方法をシャプラニールは用意してくれていると思います。
私も現在はシャプラニールのマンスリーサポーターで、シャプラニールの季刊誌「南の風」を読んでいます。「南の風」を読むとシャプラニールの活動状況を知ることができ、また様々な課題にシャプラニールの視点で切り込む「特集」や、インタビュー記事など、自分の視野を広げてくれる記事もあります。

それだけでなく、シャプラニールは様々な当事者の声に接する機会を設けてくださいます。クラフトリンクのお出かけ販売ボランティアでは、他のボランティアやクラフトリンクに興味のあるお客様と交流できました。また、昨年の全国キャラバン2019では、ネパール事務所の職員から現場の状況を聞くことができました。今後は切手などの仕分けをするステナイ生活のボランティアへも参加してみたいです。
他にもたくさんの関わり方があります。その中で自分なりに選択できるところがプライベートでの国際協力の良さではないでしょうか。

誰でも国際協力の経験や知識はもっている!

子ども向けのワークショップでネパール料理屋さんを訪れた様子

子ども向けのワークショップでネパール料理屋さんを訪れた様子

子ども向けのワークショップでネパールについて説明する北川さん(写真右端)

子ども向けのワークショップでネパールについて説明する北川さん(写真右端)

 

 

 

 

 

 

澤田::今回、インターン企画として北川さんをはじめ先輩インターンにお話しを伺っていますが、北川さんの時のインターン企画は何だったのでしょうか?

北川:子ども向けのワークショップを開催しました。企画名は「みんなで学ぼう!ネパール教室」です。ネパールの文化を日本の子どもへ紹介しました。その企画ではネパール人の方々に協力して頂き、ネパール文字の書き方や発音を教えていただきました。課外授業ではネパール料理のお店で働くネパール人に協力を依頼。手ごろな値段でネパール料理を提供してくださり、料理の説明もして頂きました。
企画中、子どもたちとネパールの方々が楽しそうに話すのを見てうれしかったことを思い出します。海外に行くだけでなく、日本に住む身近な外国の方々と交流することも国際協力なのだと思いました。最近は飲食店やコンビニ、建設現場など、多様な場所で働く外国の方々を目にします。この企画のおかげで、そのような方々へ意識の向くきっかけになったと思います。

また、今までの経験を業務に活かすことで国際協力を身近に感じました。私はクラフトリンクの職員の方々へ向けて勉強会を開催しました。内容は商品の法令関係です。日々の業務を通してその知識は役に立つと考えたからです。それまでは国際協力と自分の知識は関係ないものと考えていました。しかし実際は、誰でも国際協力に活かせる経験や知識は持っているのだと感じました。

澤田:確かに今の日本にはたくさんの外国人労働者が働いてくださるのを日々目にします。日本に住む外国の方々を知り、彼らの不安や問題に意識を向け寄り添うことも国際協力ですよね!

今後の展望

澤田:最後に今後どのように国際協力に関わっていきたいと考えていらっしゃいますか?

北川:青年海外協力隊としてラオスへ派遣予定です。帰国後は国内で働きたいと考えています。
理由は日本を魅力的に感じているからです。私は日本以外の国を考えるとき、二項対立の形になることが多いです。日本と他国を無意識に比べています。そのため、海外だけでなく日本についても考えるようになりました。日本とは何か、日本に住む私は何なのかと興味が湧いてきたからです。恥ずかしながらどのような仕事を目指すのかは定まっていません。協力隊は特産品の拡充や商品改良、市場拡大の要請を選びました。以前勤務した卸売業の経験、そしてクラフトリンクの経験を活かしたいからです。

帰国後はそれらの経験と協力隊の経験を加味し、日本へ還元できる仕事を見つけたいと考えています。そのため、できること、したいこと、しなければならいことを意識しながら活動していきます。協力隊の派遣後はラオスで暮らす人々の内面へ少しでも近づけるように努めます。そこから中国で感じた違和感を少しでも解消していきたいです。自分なりの回答を持って日本へ帰国します。

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【プロフィール】
北川 諒(きたがわ りょう)

家庭用品の卸売業から退職後、2018年5月から2019年3月までシャプラニールのクラフトリンクグループにてインターン。現在は青年海外協力隊としてラオスへ派遣予定。

この情報は2020年4月時点です。

 

 


北川さんのお話はまさに、国際協力の多面性を改めて感じさせられるお話でした。例え、国際協力に全面的に関係する職業に就かなかったとしても、自分なりのペースで携わりたいと思いますし、携われる自信を与えて頂きました。

今後も元インターン生へのインタビューをどんどん更新していきますので、ぜひご覧ください!
(第一弾はこちらからご覧いただけます)

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