バングラ流おもてなし

2010/12/20

バングラデシュ　農村　おもてなし

動画だけアップしてブログ書くのを忘れてました。

先日東京事務所からクラフト部門の松本職員が出張に来ていました。主な目的はパートナー団体へのオーダーと、今後の商品開発に向けたサンプル収集。いわゆる「バイヤー」ですね。

ただし単なる買付けではなく、必ず生産者の元を訪れます（全部は無理ですが）。そこでどのような人たちが、どのように手工芸品を作っているか、暮らしぶりはどんな感じか、我々の注文が彼らの生活にどの程度インパクトを与えているのか、等々について把握し、購入者の皆さま方にお知らせするためです。

こうした訪問先は主に農村で、経済的に厳しい生活をしている方が多いのですが、客人が来るとほぼ間違いなくお茶やお菓子を出してくれます。これは決してバイヤーだからではなく、スタディツアー等で訪問した場合も同じ。

村の人が用意してくれたヤシの実のジュースを飲む松本職員（すみませんピンボケで）。

今回も「カベン、カベン！（ベンガル語で「食べて下さい」の意）」と次々と運んで来てくれました（その様子は動画で）。利害関係があってもなくても、経済的に余裕があってもなくても、何とかもてなそうとしてくれる。人と人の距離のちかさ。バングラデシュのいちばんいいところかもしれません。

※生産者が実際に手工芸品を作っている様子は以下をご覧ください。

クラフト生産者訪問

クラフト生産者訪問②