コミュニティラジオ局らしさを活かして

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ネパールの生活に密着しているコミュニティラジオ。地震後に建物や機材が壊れてしまったもののなんとか放送を続けようとしていたラジオ局を支援しようと10のラジオ局に機材支援を行いました。

そのうち5つのラジオ局でコミュニティスペースを開くこととなり、そのためのオリエンテーションを昨日、行いました。地震後に、元々女性支援や子ども支援を行っていたNGOがFemale Safe Space(女性が安全に過ごせるスペース)やChild Freindly Space(子どもが安心して過ごせるスペース)を被災地で運営しています。これらのスペースではNGOの強みを活かして、支援対象を定めて女性の権利を伝えるセミナーや子ども向けゲームをするなどしています。

一方で、ラジオ局のコミュニティスペースでは誰でも来てゆっくりできて、必要な情報も得られるようにします。コミュニティのためのラジオ局という本来の意義と強みを重視して、コミュニティスペースでの会話から住民に必要な情報は何だろうかを考え、そういった情報をラジオやスペースを通じて発信していく、情報センターのような役割を担っていく予定です。

オリエンテーションではシャプラニールの福島県いわき市で運営しているコミュニティスペースのぶらっとの経験を紹介。スペースには何があるのか、毎日スタッフは何をしているのか、気を付けていることは何かなどを動画を交えながら説明しました。

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また、傾聴について説明して、その後は実際に二人組を作って話し手と聞き手になってちょっとした練習をしました。まず最初は、聞き手にだけ「話をできるだけ聞かないように」と伝えて、二人組で話してもらいました。次には「先ほど紹介した傾聴をするように」と伝え会話を行いました。そして、後からタネ明かし。

話し手に2回の違いを述べてもらうと、「最初、聞いてくれないから心が折れた」、「肩をゆすってこっちを向くようにがんばった」など、聞き手の態度がいかに話し手に影響を与えるか実感したようでした。

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彼らにとって初めてのコミュニティスペース。最初は試行錯誤の連続だと思います。でも、今日参加したラジオ局スタッフたちは、コミュニティラジオだからできる挑戦なんだ、ととてもやる気でした。それぞれの地域に合ったスペース作りが進められるよう、支援していきたいと思います。

勝井

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