ネパールより

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2016年3月下旬より、カトマンズ事務所の駐在員として赴任しています。

今日はネパール暦の新年にあたり、事務所もお休み。赴任して以降、短期間での引継ぎなどでバタバタしていてブログを書く余裕もなかったのですが(言い訳)、新年を迎え、新たな気持ちでネパールでの活動の様子をみなさまへお伝えしていきたいと思います。

間もなくネパール大地震(正式名称は「ゴルカ地震」とされています)の発生から1年。今も時折余震があり、その度に慌てて外へ飛び出したために怪我をした、という話を聞きます。そんな状況の中、シャプラニールでは地震後の心のケアや、次に備えて防災の取り組みなどを進めています。

心のケア

SOUP(Society for Urban Poor)というNGOをパートナーとし、地震後の特に女性たちの心のケアの取り組みを続けています。この日は首都カトマンズの郊外にあるキルティプールという町で、女性グループのメンバーなど約40人を対象に、ワークショップが開かれました。コミュニティ開発の専門家であるSOUPの事務局長グジェシェリさんが、参加者の輪の中で面白おかしく話を進めていきます。「地震の後、どんなことを感じましたか」という問いかけに対し、参加者からは「地震の直後は怖くて眠れなかった。今でもいつ余震が来るかという恐怖が頭を離れません」といった答えが返ってきました。

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グジェシェリさんは、家庭内でできる地震への備えについて伝えたり、「生活の中で他にもいろんな悩みや困りごとがあるでしょ」などと、恐怖を和らげるよう語りかけます。そして、時折体の緊張を解きほぐすためのエクササイズも交え、女性たちが自分で心理的な負担をコントロールする方法も伝えていきます。

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これまで同様のワークショップをカトマンズ盆地内の各地で実施してきましたが、「こんなワークショップがあるなら、自分たちの地域でも是非やって欲しい」という声があがっているとのこと。ほぼ丸一日のながいワークショップでしたが、女性たちが飽きることなく楽しそうに、そして積極的に参加している様子が印象的でした。

小松豊明

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