pn091208.jpgロヒマさん(14歳)は家事使用人として働いていましたが、お母さんに使用人よりも給料の良い縫製工場で働くように言われました。縫製工場で働くことの危険性について知っている彼女は他に収入の手段がないか考えました。

そこで、フルキのセンターで学んだことを活かそうと思いつきました。センターに来ている友達2人にそのアイデアを話し、ロヒマさんの家で教室を開くことにしました。3人で近所の家を訪問し、3歳から7歳の子どもたちに月20タカで教室を開くことを知らせました。

現在20人の生徒が毎日(金曜日以外)8時から10時までの2時間、この教室に通ってきています。ここでは、彼女たちがフルキのセンターで習った衛生のことや読み書き、計算、そして歌や踊りを教えています。将来的には、この教室を少しずつ大きくしていきたいという夢を持っています。

(サベラ・ヤスミン/プロジェクトマネージャー、フルキ

写真:子どもたちに得意な歌を教えるロヒマさん

家事使用人として働く少女支援活動