バングラデシュでは、今年10月7~14日は、子どもの権利週間です。

これに合わせて、シャプラニールは子どもの権利に対する活動をしているNGO、7団体協働で様々なキャンペーンを実施しています。

子どもの権利週間の初日である10月7日は、バングラデシュシシュアカデミーにて子どもたち約500人(各NGOの支援している子どもたち)を招待したシンポジウムを行いました。

シャプラニールの家事使用人として働く少女たちの中からは、スラムに暮らし、パートタイムで働いている7名が会場に来てくれました。このような機会はなかなかありませんので、とても楽しみにしてくれており、みんな、めいっぱいおしゃれをしてきました。
親元を離れて一日中働いている子たちに、ぜひこのような楽しむ機会をつくってあげたいのですが、とても難しいのが現状です。

おしゃれしてきた少女たち

おしゃれしてきた少女たち

おしゃれしてきた少女たち

おしゃれしてきた少女たち

踊りを披露する子どもたち

踊りを披露する他のNGOの子どもたち

このほか、シャプラニールでは、この期間にテレビで20秒のメッセージを流しています。

このメッセージでは、14歳以下の子を雇わないでください。小さな子に力仕事など大変な仕事をさせないでください。子どもたちに学び、遊ぶ時間を与えてください、といったことを伝えています。
多くの人が家に帰って夕方のニュースを見る時間に合わせて、1日3回メッセージを流しています。1回わずか20秒ではありますが、子どもを働かせていることは問題であることを意識してくれるきかっけになることを祈っています。