「地域のみなさん、さあ始めましょう!」ネパールの児童労働削減事業

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ネパール政府から事業開始の承認を得て、いざ活動開始!となった矢先に、新型コロナ感染対策のため、行動規制と言う名のロックダウンが事業地のマクワンプール郡でも始まってしまいました。

マクワンプール郡の行動規制内容は最近までかなり厳しく、週2日決められた曜日の朝のみ食料の買い出しだけ外出が可能というもので、もちろん車両の通行、食料品店や病院以外も営業不可で会議や研修もできないというものでした※1。

6月28日現在、徐々に行動規制内容が緩和されてきていますが、感染者数が減少しつつも陽性率※2は20%をなかなか切れず感染リスクは高いため、郡を跨いだ移動は許可証がないとできず、対面での会議、集会も認められていません。

そこで、6月25日(土)に事業地であるマクワンプール郡マナハリ村の村長、区長、村の集落開発委員会、子どもの保護/権利委員会メンバーといった、本事業の活動に欠かせない人たちとの最初の正式会議を実施しました。改めて、シャプラニールやパートナー団体CWINの紹介と事業目的、活動内容について共有し、質疑応答を行いました。

cl3-e1624874935364_LI「アンミュート」という言葉をみなさん普通に使っていて驚きました

9時開始予定が始まったのは10時近くでした。あいにくこの日はカトマンズもマナハリ村も朝から大雨で自宅のネット(データ通信含む)がつながらず、つながる場所に移動する人たちがいたり、Zoomがまだ不慣れで「ID教えて~」「Viberで送ったよ」「ありがとう、見てみる」なんてやり取りが続いていたら、1時間近く経っていました。やっぱり時間通りには始まらなかったかと苦笑しつつも、いざ開始。しかし、参加者の背景がザ・村の土壁の家の軒先やトタン板の壁なのを見ると、立派な肩書を持った人でも、悪い意味ではなくて本当に普通の村人が重要な役割を担っていることを実感しました。そして、休日は土曜日1日だけが基本の農村で、土曜日にこのような会議に参加していることを心強く思いました※3。

cl2_LIビデオを使うとネットに負荷がかかると考えてか、自分が話すとき以外はあまりビデオをオンにしません

実際に会議が始まってみると、事業内容への質問が多く寄せられ期待が感じられました。この関心の高まりを逃さないように次のステップを取らなくてはいけません。本当は対面で早く会いたい方々ですが、工夫をしながらコミュニケ―ションを取って活動を進めてきたいと思います。
ネパール事務所長 勝井裕美

※1:2021年春以降のネパールにおけるCovid19第2波感染対策として各郡(日本の都道府県に相当)に行動規制の権限を与えられているので、各郡で行動規制内容が異なる。
※2:1日当たりの新規感染者数/検査数
※3:ネパールの休日は基本土曜日のみで行政機関は金曜日が短縮営業で土曜日のみ休日。一部企業、団体は土日休み。


シャプラニール児童労働反対キャンペーン2021(6/10~7/31)
6月12日は「児童労働反対世界デー」。そして、2021年は国連が定めた「児童労働撤廃国際年」です。私たちはこのキャンペーンを通して、世界の児童労働の実態、シャプラニールが行うバングラデシュとネパールの児童労働への取り組みをお伝えします。児童労働について知って、学んでもらい、さらに児童労働撲滅に向けて、ひとり一人ができる「アクション」についてSNS上で情報発信をしています。

▼キャンペーン特設ページはこちら。『何ができるか、一緒に考え、行動しませんか?』
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