生まれ変わったセンターと地域住民の意識の変化

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◆マイノリティの子どもたちの文化教育支援~みんなの学校プロジェクト~
パートナー団体:GBK(ジー・ビー・ケイ),バングラデシュ

パラゴン村はバングラデシュ北西部ディナジプール県にある美しい村です。この村には先住民のサンタルが71世帯住んでいますが、多くがその日暮らしの生活をしています。毎日朝早くから夜遅くまで忙しく働き家にいる時間はほとんどありません。

この事業(詳しい事業概要はこちらをご覧ください)では現在、14地域でコミュニティベースのラーニング&カルチャーセンター(以下、CLC)を運営しています。子どもたちが補習を受けられる場所であるだけではなく、地域住民が話し合いや伝統文化のお祝いや文化継承のための活動拠点として使用されています。

<念願の新しいCLCが完成!>
このパラゴン村でも2016年にCLCを設立しました。事業資金から資材購入費である10,000タカ(約13,000円)を負担し、建設にかかる労働力は地域住民が負担しました。しかし建物の壁は雨にもろかったため、雨期の大雨により大きなダメージを受けてしまったのですが、この事業により修繕できることになりました。事業スタッフとCLC運営メンバーとで話し合いを行い、住民は建設に必要な労働力を提供することを約束しました。

<運営も修繕も、住民の力で>
サンタル文化の伝統である壁に絵を描く作業は女性たちが畑から土を運んできて行い、同年10 月に修繕が完了しました。住民たちはこの生まれ変わった美しい建物の完成をとても喜びました。このCLCをきれいに保つことに責任を持ち、必要な修理などは自分たち行うと宣言し、実際に少しずつ積み立ても始めました。

CLC建設に取り組む地域住民

CLC建設に取り組む地域住民

<住民の意識が少しずつ…>
サンタル文化を象徴するCLCが地域住民の力で完成したことで、子どもたちへの教育に対する意識や文化への誇りなど、サンタルの人々の意識が少しずつ変わってきていると感じます。住民たちは補習のために子どもたちをCLCに通わせています。そこではサンタルの文化プログラムも行っています。また、女性たちは自分の家でも壁画を描きはじめたほか、子どもたちは生まれ変わったCLCの脇に花を植えようと計画しています。

サンタルの伝統的な壁画が完成

サンタルの伝統的な壁画が完成

ラッキー・マランディ(GBK、プロジェクト・コーディネーター)

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