こんにちは!1月17日に実施した、こどもまんなかサロン「マザリナれもん」の様子をレポートします。

この日はネパールや韓国、中国など様々なルーツの方を含む、親子、日本語学校の学生、高校生・大学生が世代を越えてにぎやかに集まりました。
カカオを通じて世界に触れる
ベネズエラ出身のアレックスさん(カカオシェアーズ代表)から、ベネズエラで自然栽培されているカカオについてのお話を聞きます。

良質なカカオを育てるには多くの手間と時間がかかること、遠い国の農家の人たちの営みが、私たちの身近なチョコレートにつながっていることを、分かりやすく伝えてくれました。そしておいしいチョコレートの秘密など学校ではなかなか聞くことのないお話に、参加者のみなさんも興味津々です。
嗅いで、食べて、作ってみる
焙煎済みのカカオ豆の香りを嗅いだり、豆を砕いて皮をむき、食べてみたり。

「苦いと思ったけど、おいしいかも」と、そっと味わう姿が見られ、五感を使った体験が広がります。
また、カカオシェアーズで取り扱うチョコレートや、サウジアラビアのチョコレートなどを食べ比べしました。
「いつも食べているチョコレートとちがう」「これおいしい!」と、初めての味を楽しむ声があちこちから聞こえてきます。

その後は、チョコレートづくりにも挑戦。
すりばちを使ってカカオニブをすりつぶし、カカオオイルが出てきて、だんだんとねっとりしてくる感覚を味わいました。

手作業だけで行うと完成までに本来は3日ほどかかるそうで、チョコレートづくりの大変さも実感します。
今回はチョコレートベースを溶かし、自分でチョコレートバーを作ってみます。
アレックスさんや学生ボランティアが側で声をかけながらサポートし、子どもも自分で型へチョコレートを流し込むことができました。


遊びながら生まれる交流
チョコレートを冷やし固めている間、みなさん思い思いに過ごします。
昼食をとりながらお話ししたり、子どもたちが遊びを始めたり。
おはじきを見つけた子どもが、韓国の遊び「コンギ」を器用に披露すると、そこにいたネパールの方が一発で成功。
実はネパールにも「ガッタ」という、よく似た遊びがあるそう。言葉や文化が違っても、遊びを通して自然に交流が広がるマザリナれもんのいつもの光景にほっこりします。

今回のマザリナれもんには、さまざまなルーツや背景をもつ人たちが集まりました。
チョコレートを通して世界に触れ、味わい、手を動かす中で、気がつくと世代や国籍を越えて、ゆるやかなつながりが生まれていました。


マザリナれもんは、外国ルーツの親子にとっても安心できる居場所であると同時に、日本人や地域の人にとっても、多文化との出会い、そして一緒に理解を深める場になってきました。
次回のマザリナれもんは2月7日です。お楽しみに!
「れもんハウス」を知る▷https://aokusa.or.jp/lemon-house
※ れもんハウスの所在地はオンライン上で公開されていません。参加をご希望の方にのみ、アクセス方法をお伝えしますので、事前に公式LINEまたはFacebookにてご連絡いただくようお願いいたします。
(この事業は令和7年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業を受けて実施しています。)
事業推進部 小林
