ネパール マクワンプール郡 ヘタウダ市・マナハリ村で行なっている児童労働削減の取り組み。
活動地ではそれぞれが抱える家庭の問題で学校に通い続けることが難しい子どもたちも多くいます。今回、私たちは児童労働に陥るリスクの高い100人の子どもたちが、厳しい状況を抜け出すための個別支援も実施しています。
2025年10月1日~11月22日には個別支援実施のための資金をクラウドファンディングで呼びかけ、たくさんの方々からご支援をいただきました。改めて、応援いただいた皆さまへお礼申し上げます。

着実に進む個別支援
ご協力いただいた皆さまのおかげで、支援活動は着実に進んでいます。
個別支援のうち、教育支援(文房具、制服、バックの配布、進級試験のための費用、補修授業代など子どもの状況に合わせ支援内容を決定)については100世帯のうち半数以上の家庭に配布完了しています。また、各家庭のニーズに合わせた収入向上のための支援はすでに複数の家庭で実施が始まっている状況です。(2026年1月時点)
今回の事業では現地スタッフが聞き取りを複数回重ね、事業地の区とも連携しながら最終的に100世帯への支援を決定していますが、教育支援拡充への要望は高く、次年度以降はより一層支援対象者を広げていくことも検討しています。


支援を受けたご家族の声
先日、ネパール事業担当職員の日比が専門家とともに、事業の中間評価を行うため活動地を訪れました。

評価の一環として、個別支援対象家庭へのインタビューも実施しました。今回訪問したご家庭では、個別支援によってどのような変化があったかを伺いました。
「子どもたちが定期的に学校へ通うようになりました。教育支援でいただいた文房具や制服などの学用品は、私たちの経済状況では購入が難しいものでした。子どもが学校に通うようになったことで、先生も私たちの家庭事情を考慮し、補習授業の費用を免除してくれました。本当に助かっています。」
支援によって生まれた家庭内での変化は、子どもたちの意欲だけでなく、子どもたちを取り巻く周囲の人々の意識の変化にも広がっています。
私たちは引き続き、各家庭の様子を見守りながら、必要に応じたサポートを提供していきます。そして、個別支援にとどまらず、学校や行政、地域コミュニティと連携しながら、子どもたちの権利が守られ、安心して学校に通い続けられる環境づくりを進めていきます。
一歩ずつ着実に、児童労働を生まない地域の実現をめざしていく私たちの活動を今後とも見守っていただければ幸いです。
