COVID-19の感染拡大で生活に困窮するネパールの生産者を助けてください。
~パートナー団体WSDOの生産者へ食料配布等の緊急救援を実施します~

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COVID-19の感染拡大が落ち着くところを見せず、昨年よりさらに大きな第二波が南アジアを襲う中、クラフトリンクのネパールのパートナー団体であるWSDO (Women’s Skills Development Organization) から、救援要請を受けました。仕事がなく社会的に弱い立場にある生産者が生活に困窮する事態が発生しているのです。クラフトリンクではこの声を受け、緊急救援を行います。

WSDOでより困窮している生産者90名への食糧配布と、10名への家賃補助を提供するため、緊急救援募金を募ります。脆弱性の高い生産者が社会から取り残されず、この窮地を乗り越えるために、皆さまの支援が必要です。温かいご支援を宜しくお願いいたします。

WSDP生産者 (1)

募金期間:7月1日(水)~8月31日(土)
目標金額:60万円
使途 WSDOの生産者90名への食糧配布支援(米、豆、塩、油、など)
WSDOの生産者10名への家賃補助
募金方法 クラフトリンクオンラインショップより1000円(手織布の鳥マスコット付)、1000円、3000円、5000円、10000円からお選びいただけます。

 

 

※ご寄付は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。
※寄付額全体の20%を上限としてシャプラニール事務局の管理費に計上させていただきます。
※後日シャプラニールウェブサイトとクラフトリンクオンラインショップの「お知らせ」にて活動報告をいたします。
※寄付額が60万円を超えた場合は緊急救援指定寄付として、今後シャプラニールが実施する緊急救援対応に使用させていただきます。

WSDOは、1975年に設立された女性たちに対する技術訓練を行うNGOで、クラフトリンクの人気定番アイテム・手織布の小銭入れやポーチをはじめとする手織製品を主に生産しています。女性たちが子育てしながら仕事がしやすいよう、有給休暇制度や託児所の提供、子どもへの奨学金制度を設けるほか、障害を持った方や寡婦など社会的により弱い立場の生産者が多く働いています。そのような生産者へも容赦なくCOVID-19の影響が押し寄せているのです。

WSDP生産者1by亀山ののこさん (1)

染色をするWSDOの生産者

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腰を上手に使って手織布を織りあげる生産者

カトマンズの西200㎞、観光地でもある第二の都市ポカラにWSDOはあります。観光業はネパールの主要産業の一つですが、COVID-19の影響で観光客が激減したことはもとより、今年4月からの第二波で再度ロックダウンに近い行動規制が行われています。海外輸送は限られ、カトマンズとポカラにある店舗も開けられず、国内外の市場が限られる事態に陥っています。生産者は政府からの援助を受けることも困難な状況にあり、厳しい立場の人々が窮地に立たされています。

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お店はシャッターが閉まり、がらんとしているレイクサイド通り

レイクサイドはポカラの中にある外国人観光客が集まるエリア。通常であれば、トレッキングにこれから向かう人や、お土産を買う人、湖沿いなのでリゾートとして過ごす人が多く、賑わいを見せる場所です。

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レイクサイドにあるWSDOのお店。開店できずにいる。

 

 

 

 

生産者の女性たちがこの窮地を乗り越えられるように。
これからも温かみのある商品を日本に届けてもらえるように。
みなさまのご支援をお待ちしております。