バングラデシュ・ダッカ大学と業務提携を開始しました

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シャプラニールとバングラデシュのダッカ大学日本研究科は、同国で社会貢献事業を実施するための業務提携の覚書を2020年11月10日に締結しました。今後3年にわたり、児童労働削減や防災などの幅広い分野で協働事業を実施する予定です。

シャプラニールは約50年もの間、バングラデシュで貧困問題に取り組む日本発祥のNGOです。問題の根本的な解決を目指し貧困に陥る当事者の支援だけでなく、地域・社会一人ひとりの意識を変え行動するための働きかけを進めています。この提携を機に、バングラデシュと日本の交流がより一層に深まるだけでなく、バングラデシュの学生が自国の社会の課題により関心を持ち、行動を起こすようになることが期待されます。

バングラデシュは経済成長を遂げるも、いまだ貧困問題が深く根付く社会

かつて最貧国と言われたバングラデシュですが、近年大きな経済成長を遂げています。しかしながら未だ人口の24%にあたる貧困層を抱える後発開発途上国でもあります。社会的格差が広がる中、貧困層は多くの課題に直面しており、児童労働といった社会問題が深く根付いています。

また、サイクロンや洪水といった自然災害に脆弱で、気候変動による影響を受けやすい国でもあります。シャプラニールは、バングラデシュで古くから活動するNGOとして、児童労働削減、教育支援、防災などの分野で「取り残されている人々」への支援を行っています。

2020年11月10日にダッカ大学行われた調印式の様子。 中央左はシャプラニール・バングラデシュ事務所長の内山智子。 中央右がダッカ大学日本研究科会長のアブドゥラ・アルマムン博士。

▲2020年11月10日にダッカ大学行われた調印式の様子。中央左はシャプラニール・バングラデシュ事務所長の内山智子。中央右がダッカ大学日本研究科会長のアブドゥラ・アルマムン博士。

ダッカ大学との業務提携による今後の取り組み

ダッカ大学(University of Dhaka, Bangladesh)は「バングラデシュの東大」と言われるバングラデシュ最大の国立大学です。日本研究科(Department of Japanese Studies)には学生約250名、教授8名が在籍しており、日本の文化、歴史、経済などの研究が行われています。

シャプラニールとダッカ大学の日本研究科は、バングラデシュで児童労働・教育といった子どもの権利保護、防災意識の向上など促進していくことに合意しました。具体的な活動内容については、SNSやメディア通じた児童労働撲滅のキャンペーン活動に取り組むほか、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を踏まえながら、支援センターに通う家事使用人の少女たちへ勉強を教えるといったボランティア活動、バングラデシュと日本の学生間の交流や講演会の実施などを想定しています。

▲経済的に苦しい家族を支えるため、家事使用人として働く少女。 バングラデシュには数十万人もの家事使用人の少女が存在する。 シャプラニールは首都ダッカで3つの支援センターを運営し、 少女たちに教育の機会などを提供している。

▲経済的に苦しい家族を支えるため、家事使用人として働く少女。バングラデシュには数十万人もの家事使用人の少女が存在する。シャプラニールは首都ダッカで3つの支援センターを運営し、少女たちに教育の機会などを提供している。

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