3日目は、引き続き被災地域の状況把握や調査をおこないました。各地域には物資配給や炊き出しなどを行いながら地域の拠点となるような場所を提供してる方々がいます。

平窪地区の拠点となっているお寺「常勝院」さんは以前に講演会(ネパール大地震復興PROJECT みんなで応援キャラバン)の受け入れをいただいたご縁でこの度、支援物資の受け入れと仕分けを行いました。3年ぶりの再会でした。

常勝院さんは夏井川にもわりと近い平窪地区にあります。この日は雨ということもあり、被災したお宅での作業をされている姿はあまり見られませんでした。被災地区に行って思ったことは、もうすでにかたずけが終了しているお宅が目立るということ。18日時点ではすでに災害ごみとなってしまった家財道具の集積所も決められおり、山積みとなっていました。

発災後すぐに地域へ物資配布を行うことを決められたという常勝院さん。SNSで呼びかけると間もなく、食品や日用品、ベビー用品、ペット用品を中心とした物資が全国から送れてきたそうです。常勝院さんも被災をしていますが、「私たちが地域のためにこの活動をしなければならない・・・」と献身的な想いを話してくれました。そしてこのような辛い時だからこそ地域一丸となって一緒に乗り越えていこうという、自らを奮い立たせるような強い意志も感じました。親戚のみなさんが集まり、明日(10/19)の支援物資配給に向けて準備を進めました。

今回は物資配給(2回目)の事前準備には、(この活動が発災後始まってから毎日)沢山のボランティアのみなさまが関わっています。自ら被災したけれどもボランティアをしている方々、被災はしてないが近隣地域に住む方々など、さまざまな思いで集まっています。物資配給があってもお宅から出ることのできないや困難な方へは、お宅訪問をして物資をお渡しする活動も行ったそうです。地域で取り残される方がいないように物資を配布したい、いわき市に入ってから拠点となっている場所を運営するみなさんから聞かれた心配でした。

準備中、ひっきりなしに多くの方が物資を届けにきてくれました。また電話問い合わせもひっきりなしにあり、「どんな物資が必要ですか」「〇〇が無くて困っています、そちらにありますか」など、その対応も続いていました。

避難して過ごした一夜、水の迫る経験をしてから約1週間経ちましたが、一部の地域ではこうして断水が続いています。電気は通っていますが、調理が困難で、お風呂やトイレの利用もできません。ただこうして拠点となって、力を合わせて活動する方々が沢山おられます。やはりここにも地域の繋がりがあり、これまで常勝院さんが築き上げてきた多大なる信頼の元に成り立っている活動だと感じています。「ありがとう」「頑張っていこうね」という言葉をお互い交わす場面が多く、そこにはみなが前進しようとする力強さがあります。

sdrsdr

(写真左:シャプラニールも飲料水を寄付させていただきました)
(写真右:19日昼頃の夏井川。警報が出る前ですがすでに水位があがってきています)

(3/3)