【緊急救援レポート】貧困層への食料配布のお話ーネパール・カトマンズ盆地にて(5/22)

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新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている
バングラデシュ・ネパールの人々へのご支援をお願いたします。

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ネパール・カトマンズ盆地での貧困層を対象とした支援を実施

パートナー団体のCWIN*(児童労働の予防と削減事業を協働)を通じて、240世帯への食料配布支援を実施します。支援対象はストリートチルドレンや地方部から都市部へ流入してきている貧困層など、さまざまな理由により、行政の支援からと取り残されてしまった人々を対象としています。

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として外出禁止令(ロックダウン)が長期に渡り実施されているネパールでは、日雇い労働者や野菜農家は職を失うリスクにさらされ、貧困世帯は生活に困窮し、今、支援を必要としています。

*CWIN(Child Workers in Nepal Concerned Centre):ネパールの子どもの権利、保護をすすめるネパールでパイオニア的NGO。シャプラニールとはこれまでに、カトマンズ盆地内での児童労働削減事業を協働で進んてきたほか、チャイルドヘルプライン(子ども無料電話相談、レスキュー、一時保護施設等の活動)の運営支援にも取り組んでいます。

支援対象となるのはこのような人々

※下記はCWINが先行して実施した緊急支援を受け取った人々の様子です。
シャプラニールは、CWINを通じて、このような生活が困難な状況にある人々を対象に支援を実施します。

<仮設小屋で子ども2人と暮らす女性>
カトマンズ盆地内のラリトプール郡で小さな家に夫と子ども3人と暮らしていました。しかし、ある日、夫が長女を暴行し、また知人の男性を殺してしまい、夫はその罪で刑務所に入れられるという事件が起こりました。暴行された長女は、現在、運営する保護センターにいます。
彼女は妊娠8ヵ月。元々体調が悪いのに加え、残された2人の子どもを抱えています。外出禁止令が継続する中ではそれまで行っていた日雇いの仕事(建設労働)はなく、家にいるしかありませんでした。しかし、警察により殺人現場となった家が封鎖されて、家を追い出されてしまいました。

そこでAさんは、トタン板の仮設小屋を月2,000ルピーで借り、移り住むことにしました。しかし、仕事ができず収入はありませんん。ドラカ郡(首都から東に約70km)の地方から出てて、また仮設の小屋に暮らす彼女は行政の支援対象リストに載ることもありません。食べ物を買うこともできず、生きていくことすら難しくなりました。CWINはそんな彼女に食料と妊婦用の栄養食品を支援しました。

<子ども2人と暮らす女性>
ゴルカ郡の出身(首都カトマンズから約100km、バスで約5時間の場所)ですが、現在はカトマンズ盆地内のバクタプール市に子ども2人と暮らしています。2015年4月のネパール大地震で家が全壊してしまい、引っ越してきました。夫はローンを組んでサウジアラビアに出稼ぎに行きましたが、これまで送金はおろか連絡さえありません。帰国しているのどうかもわかりません。

彼女は日雇いの建設労働をして子どもを育てていました。しかし、外出禁止令のために仕事はなくなり、食べることさえ困難になりました。そこで、彼女の住む区事務所とCWINは相談してCWINから食料品を提供することができました。

<8ヵ月の息子と暮らす女性>
ラスワ郡(カトマンズの北西約50km、車で約5時間)出身で、生後6ヵ月の息子と2人でカトマンズ市内に暮らしています。夫は8ヵ月前に妊娠中の彼女を置いて消えてしまいました。

夫がいない状態で外出禁止令を迎えてしまった彼女は日雇いの仕事で現金を得ることもできず、息子に十分なミルクや栄養のある食べ物を充てることもできずにいました。そんな中、彼女が暮らすナウカウダ市はCWINに彼女らへの支援を求め、CWINから食料を手渡すことができました。

<カトマンズの路上に暮らして15年、2人のストリートチルドレンの場合>
彼らはもう元の自分の家族、親、暮らしていた村のことを覚えていません。廃品回収(Garbage collector)として、その日その日の仕事をして生き延びてきました。しかし、外出禁止令でそれさえできなくなり、飢えに直面していました。そんな彼らの情報を得たCWINスタッフは知人の貸家に身を寄せる彼らを見つけ出し、食料を渡すことができました。


シャプラニールでは、活動地のバングラデシュ、ネパールで新型コロナウイルス感染症拡大の影響で困窮する人々への緊急救援支援を継続しています。バングラデシュでは、5月20日に起きた過去最大規模と言われているサイクロン・アンファンの被害も甚大です。皆さまからの温かいご支援お願いいたします。

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※ご寄付は、現地での活動費およびシャプラニールの事業管理費(20%以内)として使用いたします。今回の新型コロナウイルス感染症対策の支援活動で使いきれなかった場合は、緊急救援募金として留保し、次の災害が発生した際の救援活動のために活用させていただきます。ご了承ください。

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