「カレーな著名人にききました」NAOTOさんインタビュー

ポップス&ロックを表現する唯一無二のヴァイオリニストとして注目されているNAOTOさん。ある日出会ったスープカレーに衝撃を受け、現在スープカレー協会の広報担当として全国のスープカレー屋を訪れているといいます。今回は、NAOTOさんがスープカレーを広めることになったきっかけや、ヴァイオリンに対する思い、東日本大震災から続く福島県須賀川市の子どもたちとの交流などについて伺いました。

PROFILE

NAOTO(なおと)
大阪府・高槻市出身。東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない音楽センスを持ち、ブリッジをしながらの演奏など華麗なパフォーマンスで人気を博す。人気ドラマ「のだめカンタービレ」では、吹替演奏、楽曲提供、ゲスト出演も果たし一躍注目を集めた。アーティストからの信頼も厚く、宇都宮隆、大黒摩季、世良公則、ポルノグラフィティ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのステージにゲスト参加し、華を添えた。東日本大震災以降、福島県須賀川市の小中学校を定期的に訪問し、その活動が認められ2015年に須賀川観光牡丹大使に就任。日本スープカレー協会広報宣伝担当理事、カレーマイスターの資格取得、ラジオパーソナリティーなど活動は多種多彩。

キャンペーンTOP»「カレーな著名人にききました」NAOTOさんインタビュー CHAPTER.2 より良い社会のためのアクション

【CHAPTER.1】カレーとのかかわり
【CHAPTER.2】より良い社会のためのアクション
【CHAPTER.3】子どもが自分らしく生きられるように

 

CHAPTER.2 より良い社会のためのアクション

福島県須賀川市の子どもたちとの8年の絆

須賀川市との出会いは、東日本大震災の後、子どもたちが音楽なんて聴ける状況ではないという話を聞き、何か僕にできることがないかと考えていたところ、福島県須賀川市の方たちからお声がかかったことがきっかけです。

あれから8年、毎年須賀川市を訪れて演奏活動を続けています。子どもたち、市民の皆さんがとても喜んでくださって、そんなご縁がつながっていき2015年に観光牡丹大使に任命してくださいました。
 
 

これからも須賀川市とともに

震災直後、校庭が半分陥没してしまった状況を目の当たりにしました。教室が使えず家庭科室で勉強したり、他の学校に通わなくてはならない子どもたちも大勢いて、本当に怖かっただろうなと、辛いだろうなと心が痛くなったことを覚えています。

当時は放射能の影響から外で遊ぶこともできず、子どもたちにかかっていたストレスは計り知れないと思います。そんな中、僕の演奏に耳を傾けてすごく真摯に聴いてくれる姿を見て、僕が逆にパワーをもらっていました。

「カレーな著名人にききました」NAOTOさんインタビュー

真っ直ぐで力強いNAOTOさんのヴァイオリン。

この数年間、毎年須賀川市の中学校で芸術鑑賞会をやらせていただいているのですが、須賀川市内のすべての公立中学校の生徒が演奏を聴いてくれているんです。これってすごいことだなと思っていて、その子たちが成長して高校生、大学生になっているのですが、僕が須賀川市内を歩いていると子どもたちからすれ違いざまに「あっ、NAOTOさん!こんにちは」って声をかけられるんですね。これは何だろう、言葉にできない感動がありました。もちろん、今後も関係を続けて、子どもたちの成長を見守っていきたいです。

>>>【NEXT】CHAPTER.3 子どもが自分らしく生きられるように

 
 
 
キャンペーンTOP»「カレーな著名人にききました」NAOTOさんインタビュー CHAPTER.2 より良い社会のためのアクション

【CHAPTER.1】カレーとのかかわり
【CHAPTER.2】より良い社会のためのアクション
【CHAPTER.3】子どもが自分らしく生きられるように


カレーを作って・食べて・子どもの権利を知ろう!キャンペーンTOP
01.著名人インタビュー | 02.子どもの権利条約 | 03.シャプラニールの活動 | 04.イベント情報 | 05.プレゼント