フェアトレードを楽しんで学ぼう! 若者たちの果敢な挑戦

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萱野智篤さん シャプラニール会員/シャプラニール札幌連絡会
       フェアトレードタウン札幌戦略会議 会長北星学園大学 経済学部教授

shaplaba_vol284_mrkayanoシャプラとの付き合いは、初めてバングラデシュに国連職員として赴任した約30年前からになる。帰国してからも、フェアトレードを通じてのお付き合いは長い。
今春*、札幌は日本で5番目のフェアトレードタウンになる。 私は戦略会議の会長として、さまざまな分野の人たちとフェアトレード活動推進のお手伝いをしている。*2019年5月23日に認定 詳細

それぞれのフェアトレードタウンには、それぞれの個性がある。
では、札幌の特徴は何か?それはInclusiveness(包摂性)だと思う。特に多様な背景を持った若者たちの果敢な活動は称賛に値する。音楽を中心に多彩な活動に取り組むフリースクール「札幌VO」(注1)の若者たちは、タイ・ネパール・インド・ベトナムの生産者の手作り品やフェアトレード産品を実習活動として販売し、2012年から年間200日、札幌10区の区民センターを回っている。これが一般市民にフェアトレードの意義を伝え、若者たちは自分が「社会に必要とされている」人間であることを実感する。「札幌VOは日本で一番笑えるフリースクール」と創立者が語る通り笑顔が絶えない。

市立札幌大通高校は3部制の定時制高校、外国籍の生徒が多く、彼らは日本人の学生と「遊語部」というサークルで、フェアトレード教材を開発している。また、学校で行っている養蜂(2018年度ハニー・オブ・ザ・イヤー受賞)のはちみつを使って、市内のフェアトレードカカオ豆からチョコレートを作る工房とコラボして新しい地産地消とフェアトレードの産品開発に取り組んでいる。

若者たちの挑戦は続く。フェアトレードタウン札幌の前途に幸あれ!

すごろくの中にSDGsの17目標、19のフェアトレードクイズのマスがあり、参加者は、すごろくを通してフェアトレードとSDGsについて学ぶことができる。左が筆者。

すごろくの中にSDGsの17目標、19のフェアトレードクイズのマスがあり、参加者は、すごろくを通してフェアトレードとSDGsについて学ぶことができる。左が萱野さん。

注1:特定非営利活動法人札幌VOは1996年に北海道白石区に誕生したNPO。フリースクールとして不登校の子どものための居場所を提供し、音楽とフェアトレード活動にも力を入れている。

>この記事は会報誌284号(2019年6月発行)に掲載しています。

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