こんにちは、バングラデシュ事務所長の柳下(やぎした)です。バングラデシュでは、お祝いの時にお菓子(甘いお菓子全般をミシュティと呼ぶ)を振る舞います。ミシュティ(Mishti)は、地域によってさまざま種類があり、郷土料理のような感覚で、離れて暮らす子どもにお土産として持っていったりする文化があります。

カラフルなミシュティの並ぶお菓子屋さんでは、素焼きの器に入った「ドイ」と呼ばれるヨーグルトが売られています。

一般的には甘口と甘さ控えめの2種類がありますが、写真(上)は北部のボグラ県を代表するミシュティ、「キルシャードイ」です(ダッカでも入手可)。ベンガル語でキルシャ―は生乳という意味です。とても甘いですが、ミルクの濃厚さが特徴的で、酸味も感じられるレアチーズケーキのような芳醇な味わいです。素焼きの器から、手づくりの温かみを感じられます。

※会報「南の風」307号掲載(2025年12月発行)