こんにちは、ネパール事務所長の横田です!近年、ネパールでもEV(電気自動車)がよく走っています。自家用車だけでなくタクシー、写真のような長距離山道を移動する乗り合いの大型車(いわゆるワゴン車)にもEVの波は押し寄せ、地方出張中にも充電スポットを見かけることが増えてきました。

写真の充電スポットは「速く」充電できることを売りにしていて、1時間半で充電できるそうです。しかし、最近ではEV人気は少し落ち着いたそうです。なぜなら維持・管理費がガソリン車よりもかかるからとのこと。
ネパールは車の輸入関税がとても高く、近隣のインドや中国で車を購入するよりも4倍近く高いという話も。車を所有すること自体が豊かさの象徴といえるのかもしれません。私は山で走っているEVを見ると、この坂道で電池が切れてしまったらどうするのだろうとどきどきします。
※会報「南の風」306号掲載(2025年6月発行)