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これは「ショズニ(ショジネ)」という名前の植物で、葉は炒めたりペーストにしたりして食べ、鞘部分は豆のスープに入れるなど、バングラデシュの地方に行けばどこにでもある馴染みのある植物です。

インドでは、食だけではなくアーユルヴェーダのマッサージ施術にも使われているそうです。この植物の生命力は強く、切った枝を植えればすぐに成長する植物としても知られています。

この「ショズニ」の別名は「モリンガ」です。「モリンガ」は、奇跡の木、生命の木などと言われ、栄養価の豊富さから近年スーパーフードとして世界で注目されるようになりました。このようなスーパーフードや医薬品としても注目される植物が、バングラデシュには自生しています。

バングラデシュ事務所長 内山智子
写真:2020年9月頃撮影