「みんなでいわきVOL.5」 ともに考えたこと

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10月18日土曜日、秋晴れのさわやかな朝、13名の参加者とスタッフ2名の計15名でいわきへ出発しました。

シャプラニールが活動しているいわき市を訪問して、震災後のいわきを自分たちの目で見て、感じていただくこと、またいわきに住むさまざまな方との対話の中から、報道だけでは理解しづらい福島県いわき市の今をそれぞれの五感で感じていただきたいという思いからこのツアーを企画しています。今回で5回目となる「みんなでいわき」。今回参加されたちょうど半分が初めてのご参加、そしてもう半分の方は2回目以上のリピーターの方でした。

今回のツアーでは、すでに何度か訪問している木田農場(オリーブ園)でのボランティア(いわき市の農業を知る)、津波被害のあった薄磯地区を訪問(いわき市津波被災の状況を知る)、さらには楢葉町訪問(原発事故後の双葉郡を知る)という内容で、いわきが抱えている課題や一人ひとりが置かれている状況を感じていただくことをテーマにしました。

一日目終了の夕食および懇親会では、今回初めて福島県に来た、という方から「いわき市がこのように複雑な状況に置かれていることを初めて知って驚いた」というご意見、また「首都圏にいるとなかなか震災のニュースに触れることが少なくなっているけれど、こうして来てみるとまた震災が終わっていないことを改めて感じた」という意見を、全員で共有し振り返りを行いました。これまでに数回このツアーに参加されている方から「何か支援をしようという意気込むのではなく、いわきに住むあの人に会いに行きたいな、という気持ちでこれからもかかわっていきたい」という言葉がありました。遠い場所で被災した知らない人たち、ではなく、自分の身近な友人のこととしていわきのことを思っている、と。

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もちろん、被災地ではあの震災によってそこに住む人たちのさまざまなものが奪われ、今もなお前に進めずにいる人がいることは事実です。その一方で少しずつ前を向いて歩きだしている人たちがいること、未来を見始めている人がいることを、このツアー2日間を通じて感じられたと思います。私自身も、今回お話を伺ったお一人おひとりから「前に進む力」を見せていただくことができました。参加者のみなさんとは、またいわきでお会いできることを楽しみにしています。

minnadeiwaki5.jpg木田さんのオリーブ園にて。私も大好きな「オリーブ麺」で使うオリーブの葉を切り取る作業や草むしりの作業で、しっかり日焼けしました。さすがサンシャインシティ!

(震災対応タスクフォース 佐藤緑)

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