こんにちは!広報グループの下鳥です!

先日11月23日、大阪にある「ダルバート食堂」の店長ネパール人のラビンさんをお迎えして、オンラインでネパールカレーとアチャール(ネパールの漬物)作りのイベントを行いました!イベントの準備から当日の様子までをおいしそうなカレーの写真とともにお伝えいたします!(ラビンさんのお店やラビンさんについてはこちらをご覧ください)

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イベント準備でスパイスの奥深さを知る…

イベント前にラビンさんと打ち合わせ。今回のイベントはクラフトリンクの商品である「ベンガルカレースパイスセット」を使用することにしましたが、このスパイスセットはバングラデシュのレシピで作られたもの。チリやターメリックなど代表的なものは入っているため、ネパールカレーでも使えると思い、今回ラビンさんにこちらを使用していただくようお願いしましたが…やはり全く同じではないようで、このスパイスが足りない!といろいろ試行錯誤しながら、ネパールカレーとアチャールを作るための配分を考えていきました。

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「ターメリックはこのくらいかな」手際よく調理するラビンさん。

ラビンさんは、特に料理の学校に行っていたわけではないですが、基本的な料理やスパイスの使い方は母から教わり、自然と覚えたそう。私はスパイスの微妙な量の違いなどはわからないのですが、ラビンさんのお話を聞き、やはりネパールの方々にとってはスパイスは生活になくてはならないものなんだなと感じました。

イベント当日はラビンさんのお店で!

ラビンさんのお店「ダルバート食堂」は大阪の人気のネパール料理店!イベント当日の火曜日はお店の定休日。今回は特別に店内で調理させていただきました。

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「ダルバート食堂」にて準備を進める。
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準備万端!ラビンさんのエプロンはお客様からのプレゼントだそう。

ネパール、ラビンさんの民族ネワールについてのお話

カレーを作る前に…まずは、気持ちからネパール気分になっていただくために、ネパールについてお話ししました。多民族国家のネパールには60以上の民族がいますが、ラビンさんは「ネワール」という民族の方です。せっかくなのでネワールのお話やラビンさんの故郷のお話も少し伺いながら、写真を共有していきました。

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カレーを作ろう!みんなで調理開始!

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参加者の方には事前に野菜や肉などはカットしておいていただいたので、フライパンを温めるところからスタート!オンラインで全員のタイミングを合わせながら進めるのは思った以上に時間がかかりましたが、参加者の皆さま、ほとんどカメラをオンにして、調理中の様子を見せてくださっていたのでラビンさんも「どうですか〜」と声をかけながら楽しい雰囲気で進んでいきました!だんだんとカレーのいい香りがしてきて、私も撮影しながらワクワク!

「こんな色になりましたか〜?」
皆さんの様子を伺いながら進めていきます。
合間合間にラビンさんからスパイスの解説。
キャベツのアチャール!
イベント後のアンケートでも好評でした。
カレー・ごはん・アチャールを綺麗に盛り付けたら完成〜!

カレーを食べながら、ラビンさんと皆さんでお話

完成したカレーを食べながら、シャプラニールの説明をさせていただき、その後はラビンさんと参加者の皆さんでお話タイム!皆さんから「カレーおいしい!」というご感想や、スパイスに関する質問などが出て、ラビンさんも楽しみながらそれに答えてくれました。

スパイスカレーに挑戦してみたくて!と参加してくださった方や、COVID-19の影響でネパールに行けなくなってしまい、日本からネパール文化を体験したくてという方もいらっしゃり、ネパールの文化を知り、カレー作りを楽しめる今回のイベントにぴったりの皆さまにご参加いただき、私もラビンさんも皆さまの感想を聞きながら嬉しい気持ちでいっぱいでした。

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最後に全員でパシャリ。

▼参加者の方からのご感想と作っていただいたカレーのお写真をいくつかご紹介

「始まる前は緊張してたのですが、ラビンさんの気さくな感じが楽しい雰囲気を創り出していてリラックスして料理できました!」

「今までスパイスカレーが失敗続きだったのですが、今回はとても美味しく作れました!また、ネパールのことや、シャプラニールについて知れて良い機会でした。」

「とても楽しかったです!ズームを見ながら料理をするのが初めてだったので少しドキドキしましたが、最終的にすごく美味しいカレーができて嬉しかったです。今度ラビンさんのお店にも行ってみたいと思います。」

「今回は「ネパールカレー作ってみたい」という観点で参加しましたが、これを機に自分でもネパールのために無理なくできることをやっていけたら良いなと思っています。」

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イベントを終えて

今回はカレーを作りを楽しむことに加え、ネパールの文化を知っていただくというのも大きなテーマでしたが、参加していただいた方から、ネパールに興味を持った。機会があれば絶対に行きたい!という感想もいただくことができました。

今回このようなイベントの開催を通じて、やはり「おいしい」という気持ちを共有するのは、異文化理解の近道だと感じました。そしてただ情報として外国のことを知るのではなく、体験として異なる文化が自分の中に残る、そんなイベントをまた開催したいと思いました!

今回ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。今後ともこのような異文化交流イベントを企画できればと思いますので皆さまぜひお楽しみに…!

また、「食」から「多文化共生」を考えるキャンペーンをただいま実施しています。ネパールの食文化の紹介や、カレー屋さんへのインタビューなどが載っていますのでこちらもぜひ下のバナーからチェックしてみてください!

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広報グループ 下鳥舞佳