【報告】全国キャラバン2019③ ー名古屋・大阪・茨木ほくちの会・立命館大学ー

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キャラバンご報告②に続きまして、名古屋にやってまいりました。

******************10/27 名古屋開催********************
名古屋市市民活動推進センター  主催:シャプラニール愛知ネットワーク
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参加者は、非常に熱心に話を聞いてくださり、質疑応答の時間に応じきれないほど多くの質問が出たほどで、講演の内容が掘り下げられ、関心の高さを感じました。
「バンダルムレ川は下流に行くと川幅が狭くなるのはなぜか」「最終的に川の水はどこへ流れていくのか」等、事業地の地形に関する質問や、雨がたくさん降った時の避難所、食糧備蓄等、具体的な対策についての質問がありました。

また、「日本の報道では知ることのできない現地の状況を知ることが出来て良かったです。」「日本でも台風による河川の氾濫が多発し、防災がとても重要である状況は変わりないと思いました。」といった感想が寄せられています。

キル職員は、「中には、ネパールでフェアトレード事業をしているという人や、2015年の震災時に募金を集めて届けてくれたという人もおり、色々な人がネパールへ協力してくれていることを知り感動した。」と話していました。

******************10/27 大阪開催Ⅰ********************
①防災センター体験ツアー:大阪市立阿倍野防災センター あべのタスカル/②講演会:わのわスタジオ
主催:シャプラニール地域連絡会大阪

前半は、「大阪市立阿倍野防災センター」を見学することで、日本における防災に関する知識を深めることができました。津波の映像や地震で被災した街並みのセット、また、地震の揺れシュミレーションなど体験型の設備によりキル職員の学びも大きかったようで、「様々な体験を通して災害の怖さを知ることができてよかった。ここを訪れた人がこうした体験をすることで、防災がいかに大事なことかということが、より深くわかりますね。」と話していました。

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防災センターには、震災時の様子を表したリアルな街並みのセットも。

講演会では、大学の教員コースで教鞭をとっているという参加者の方から、「これから日本でも小学校から高校まで防災の授業が必修になる、今回のネパールの話を聞いて、防災教育がいかに大事かが分かった」という感想や、バンダルムレ川流域集落の排水設備や行政とどのように技術面で連携をしているのかといった、様々な視点からの質問がありました。

アンケートには、「洪水は『悪い』」だけではなく、その土地に恵を運んでいたと思います。荒れた川とどのようにつき合っていくかが大切だと思います。」という興味深い意見もいただきました。

******************10/29 大阪開催Ⅱ********************
千提寺集落センター  主催:茨木ほくちの会

会員であり立命館大学教授の秋吉さんのご紹介により、10/29は茨木市北部中山間地で活動する「茨木ほくちの会」、翌日10/30は立命館大学での講演が実現しました。ほくちの会の皆様にも、コミュニティでどのような課題を抱えているのか、またそれを解決するための取り組みについて共有をしていただきました。

ここでは、アットホームかつ密に相互交流をすることができました。日本の中山間地帯とネパール農村部が抱える課題、例えば都市部への人口流出による後継者不足、獣害、気候変動による影響などに多くの共通点を見出したことが大きな発見であり、それに対する解決策についてもお互いの学びとなった、とても有意義な会となりました。
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参加者の方からは、「ネパールの防災、ソフト面において強化していることが良いなと思った。」「とても主体的にNGOや住民が、防災に関わっていることが印象的だった。」「ネパールのことや防災のこと、普段知れないことがたくさんあり面白かった。」と感想を頂いています。

このキャラバンでは、シャプラニールの事業報告として一方的にネパールでの取り組みを伝えるのではなく、国を超えて主催者や参加者との相互の学び合いができればと考えていましたが、ほくちの会の皆さんとの交流でそれが大いに実現でき、わたしたちにとっても深く印象に残る時間でした。キル職員も、日本の中山間地帯で暮らす人々の生活や、課題とその解決策=コミュニティの結成と共助の仕組みについて知ることができ、とても勉強になったと話していました。「全国キャラバン」として日本各地を周ることの意味も改めてここに見たという気がしています。

*****************10/30 立命館大学開催*******************

変わって、立命館大学の講義では様々な学部の学生数約300人に向けての講義になりました。ネパールになじみのない学生も多いであろうことから、ネパールの国や文化について丁寧に紹介しました。

学生たちは、「日本の自然災害しか知らなかったので、この講演のおかげで、他の国の災害を知ることができて貴重な話を聞けたと思った。」「洪水などの自然災害に対して日本の地域防災に活かせることが多いと思った。」「ネパールについて知らないことがたくさんあったので、ネパール料理を見て、行きたいなと思いました。」等々、それぞれの角度からの感想を残してくれました。

この講演が、「ネパール」や「国際協力」といった未知なる分野に対し少しでも関心を持ったり、または行動に移すきっかけ、最初の一歩となれていれば嬉しいです。

 

 

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(おまけ1 ネパールレストランで誕生日を祝ってもらうキルじ)

 

(おまけ2 映像の中で消防士に扮するキルじ)

 

(おまけ3 ネパールレストランわのわカフェ)IMG_1236_s

キャラバンは、佐賀講演へと続きます。

ご報告はこちらをお読みください。

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