【報告】全国キャラバン 佐賀・岡山で講演しました

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10月中旬から全国を回ってきた「全国キャラバン2019」も終盤となり、10月31日に佐賀、11月1日に岡山での講演を行いました。

佐賀では佐賀NGOネットワークが受け入れてくださり、約40人の参加がありました。「One River One Communityの考え方は素晴らしいですね。」「河川管理におけるネパールの政府や行政の役割はどのようなものがあるのですか」「住民の多くが農業を営む地域だから互いの共感を得やすいのかもしれない。様々な職業の人が暮らす日本ではひとつにまとまるのは難しいかも」といった質問、コメントの他「ハザードマップで危険な家を赤、安全な家を黒、と色分けしているとのことだが、ユニバーサルデザインの観点からいうと、赤と黒は混同しやすい人がかなりの割合で存在する。色分けの工夫をすべき」といった具体的な提言もいただきました。また、「説明の中にあったもの以外で、キルさんが好きな食べ物はありますか」という質問に、キル職員の回答が止まらず途中で通訳の私がとめなければならない場面もありました。

たくさんの質問が出ました。

佐賀での講演会。たくさんの質問が出ました。

岡山では、約20名が参加。シャプラニールの元職員・現評議員で現在地元のNGO・AMDA Mindsで働いている白幡さんが進行役を務めてくれました。キル職員の講演に加え、受け入れてくれた岡山NPOセンターの代表・石原さんと私が登壇し、岡山における防災の取り組みや昨年発生した西日本豪雨の際の救援活動について意見交換をする時間もありました。岡山NPOセンターを中心に、防災ネットワークが活発に活動していること、先駆的な支援システムを構築し、他地域でもそのシステムが使われるようになっていることなどが共有されました。

岡山での講演会。進行役の白幡さんと。岡山での講演会。進行役の白幡さんと。

岡山NPOセンターの代表・石原さんも多忙な中、様々な取り組みを紹介してくれました

岡山NPOセンターの代表・石原さんも多忙な中、様々な取り組みを紹介してくれました

岡山NPOセンターのスタッフがキル職員への通訳もしてくださいました。

岡山NPOセンターのスタッフがキル職員への通訳もしてくださいました。

岡山での講演の前には、昨年7月に発生した豪雨災害からの復興の状況を視察するために我々も活動した倉敷市真備町へお邪魔し、岡山NPOセンターが運営する、支援団体のシェアオフィス「まびシェア」の職員・大塚さんに案内してもらいました。浸水被害に遭った家が次々と再建され、お店も再開している様子を見て少し安心するとともに「まだ戻ってきていない人たちも多い」という話に心が痛みました。」

まびシェアにて。一日案内してくれた大塚さん、

まびシェアにて。一日案内してくれた大塚さん、

また、決壊した小田川の復旧事業を指揮する国土交通省の方が我々のために時間を割いてくださり、発災当時の様子や現在行われている復旧事業の詳細な内容について丁寧に説明してくださいました。その中で地域住民が参画している様子もきくことができ、とても参考になりました。

国土交通省中国地方整備局の桝谷さん。資料を見せながら丁寧に説明くださいました。

国土交通省中国地方整備局の桝谷さん。資料を見せながら丁寧に説明くださいました。

講演の翌日は、宿泊させてくれた三田農園の三田さんが、昨年の豪雨時に越水したダムや、歴史的な文化遺産となっている砂防ダムなど、地域の治水管理に関する重要な施設を案内してくれました。そして、三田さんが活動する多い地区のみなさんが集まって、自分たちが行っている防災関係の取り組みについて共有してくださいました。3週間、各地でネパールの事業について話す側だったキル職員は「みなさんの活動について話を聴くことができて、とても勉強になりました」と感想を述べました。

「砂防ダムの発祥地」で説明してくれる三田さん

「砂防ダムの発祥地」で説明してくれる三田さん

三田農園の田んぼで稲刈り体験。自分の田んぼを持っているキルは手慣れたもの。

三田農園の田んぼで稲刈り体験。自分の田んぼを持っているキルは手慣れたもの。

各地で「全国キャラバン」を受け入れてくださったみなさま、ご参加くださったみなさま。本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

事務局長 小松豊明

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