【報告】全国キャラバン2019① ー早稲田大学・聖心女子大学・横浜・逗子ー

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全国キャラバン2019が幕を閉じました!
ネパール事務所からキル・ガレ職員を招へいし10月16日~11月2日の3週間、「住民と行政による洪水に強いコミュニティづくり」と題し、ネパールの事業について各地を講演して周った「全国キャラバン」について、キャラバンチームがご報告します。本当に充実した、濃い時間を全国の皆さまと過ごすことができ、11月3日にキル職員は沢山の日本での学びをお土産に帰国しました。

助成金をいただきました大竹財団様はじめ、このキャラバンに関わってくださった多くの皆さまのご尽力と、講演の受け入れや宿泊先のご提供等のあたたかいご支援に、改めて心よりお礼を申し上げると共に、各地でのご報告をさせていただきます。

******************10/16 早稲田大学講演******************
対象:全学部の学生、講義テーマ:Conflict Resolution and Social Innovation
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記念すべきキャラバン第一回目の講演は、早稲田大学で受け入れていただきました。約20名の学生の皆さんが真剣にキル職員の講演に耳を傾けてくれました。約30分の質疑応答の時間では、活発に意見交換がなされ、ネパールやNGO、防災に関する関心の高さを伺い知ることができました。現地で事業を進める上での苦労話や、今後にどのように繋げていくかなど、多数の質問を頂きました。将来国際協力の分野で働きたいという学生もいて、この講演が国際協力について理解を深めるためのきっかけとなっていたら嬉しく思います。

学生の皆さんが積極的に意見を共有してくださったおかげで、一方的な講演ではなく相互の交流をすることができ、キル職員にとっても忘れられない講演になったと思います。

******************10/17 聖心女子大学講演*****************
・「比較文化特講(国際開発学入門)」の授業 ・大橋教授のゼミ の2コマ

専門として国際開発を学んでいる学生の皆さんが対象だったことから、NGOが取り組む支援の概要やそのアプローチ方法、地方行政との連携構築などについて、実際の事業運営という観点から理解を促すことを目的としていました。また、行政の枠組みでカバーしきれない部分をNGOが果たしているということを知ってもらい、その意味でも手応えがあったように思います。

防災事業というと「カタイ」印象を受けやすいもので、最初はとっつきにくく感じていたようでしたが、写真や映像でイメージがわきやすかったことや、人々がどのように変化していったかという部分にとても興味を持ち、また、NGOの仕事は実際どのようなものかというのを感じてもらえました。

「日本の学生は事業の詳細の部分を知りたがっていることが興味深かった。日本の学生と話をすると、ネパールの大学生と似ているところも見受けられた。例えば、大学進学を機に東京に出てきて、就職や将来の道が考えられていないけれど、地元には戻りたくないなど。ネパールの農村に似ていると思った。」とキル職員は感想を話していました。

*******************10/18 横浜開催********************
横浜YWCA1階談話室 主催:シャプラニール 横浜ショミティ連絡会 横浜YWCA1階談話室

今年発足したばかりの横浜ショミティ連絡会の最初のイベントとなりました!

非常に熱心に耳を傾けて下さった参加者の方からは、複数の民族が住む地域であるために、民族間の差別意識についての質問があったり、民族間で民族特有の防災技術が情報共有されていなかったということへの驚きが見られました。また、One River One Community「広域流域管理」という、おそらくすぐには内在化できないコンセプトが、実際住民にどのように受け入れられたのかについて、興味を持って聞いて頂きました。

また、初めての地域連絡会での講演となり、キル職員は「事業の細部や事業スタッフの苦労などを真剣に知ろうとしてくれる支援者の方の姿勢に感動したと共に、シャプラニールの組織名にある「市民による海外協力の会」の意味が少しわかったような気がする」と話していました。

*********************10/20 東京企画******************
この事業に専門家として携わってくださっている国土防災技術(株)の眞弓さんの話が加わり、とても深い学びとなった東京企画の様子はこちらから

*********************10/21 逗子開催******************
逗子文化プラザ市民交流センター
主催:逗子フェアトレードタウンの会 共催:東海大学教養学部
第2部「子ども・学生を中心に地域防災を進めよう」服部誠氏(社会福祉士)

逗子開催は平日夜、雨の中でしたが、幅広い世代の沢山の参加者で席が埋まりました。

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第二部として、逗子を含む各地で子どもたちを巻き込んで地域防災に奔走、興味深い活動を沢山されている社会福祉士の服部氏のお話を聞くことが出来、多角的に防災を考えることが出来た充実感いっぱいの逗子講演開催となりました。

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子どもたちから、家族、学校へ、そして周辺地域へ。ネパールの防災教育と全く同じです。「災害弱者」とよばれる人々への視点もシャプラニールと通じるところだと思いました。

質疑応答の時間には、参加してくれた高校生から「日ごろの備え」についての質問にキル職員が答えていたり、ネパールの2015年の大地震時に逗子で子どもたちが募金活動をした話が出たりしたことは非常に印象的でした。

服部氏も「地域防災はまさにOne river One Community」 だとお話されていましたが、最後、閉会の挨拶を頂いたフェアトレードタウンの会の長坂さんからは、さらに、「これは単純に川のことだけを言ってるのではない。相互依存しながら生きている社会のことであり、フェアトレードの理念とも重なる。命は繋がっているんだということを感じた。」との一層掘り下げた解釈もありました。

シャプラニールの活動は、単純に「援助する」ものではなく人々のエンパワメントだということ、国に関係なく問題を当事者としてとらえること。それを主催者、参加者のみなさんと共有できた密度の濃い講演会だったと思います。

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(おまけ
はじめてお刺身に挑戦するキルじ。)

逗子の次は仙台講演です。→→→
報告②に続きます。

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