こんにちは。インターンの北川です。
クラフトリンクでは先日、2019年春夏カタログ掲載予定の商品を倉庫で検品しました。

当日の倉庫は底冷えで寒かったのですが、倉庫の皆さんがストーブを貸してくれたので、体も心も温まりました!

今回は、新商品のサイズ・色・柄などに違いはないか、既に販売している商品の在庫と入荷した商品を比べてサイズ・色・柄などの違いはないか、そしてシャプラマルシェで販売する商品選びを行いました。

検品って何?と気になる方は、以前に私が書いたブログを是非ご覧ください!

私にとって検品は、クラフトリンクの職員からフェアトレードのお話を聞け、商品と真剣に向き合う職員の姿が見られる貴重な場です。

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商品を検品しているとき、私は2つのことを考えました。

1つ目は、商品の品質です。

クラフトリンクの商品は、同じ商品をたくさん作る量産品なのか、それとも一点物としてみる芸術品なのか。あるいは、その中間をとった芸術性と使いやすさをあわせ持つ商品なのかということです。それぞれに味があって、商品の機能に問題がない品質とすると、個人的には、芸術性と使いやすさをあわせ持つ商品ではないか?と考えながら検品しました。

これらのどの視点で商品を見るかで、品質のレベルも変わってくると思います。「クラフトリンクに見合った品質」を常に考えているクラフトリンクの職員とパートナー生産団体の努力があるからこそ、一定の品質を保てているのだと感じました。

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2つ目は、多くの人々が関わっていることです。

商品は、バングラデシュやネパールからお客様に届くまでに以下のような流れがあります。

商品となる材料を集める人→生産者(作る人)→パートナー団体(生産者をまとめる人)→輸出業者(外国へ商品を運べるように調整する人)→倉庫業者(商品の在庫と発送を管理する人)→販売者(商品を売る人)→お客さま(使う人)

商品がお客さまに届くまでの流れに関わり、倉庫で実際に検品できたことは、手元にある商品の流れについてじっくり考える機会となりました。そのおかげで、生産者の日々の手仕事、それぞれの間で商品を運んでくれる物流、地域で販売してくれる雑貨屋さんや、文化祭で販売してくれる学生さんの協力があるからこそ、フェアトレードは成り立っていると実感することができました。

それぞれの協力によって完成した魅力的な商品は、もうすぐ皆さまへお届けすることができます!

新商品の発売は2月中旬からです。皆さまお楽しみに!

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