今日からカンティプールテレビ(ネパールの放送局)で「冬のソナタ」の放送が始まる。日本では韓流ブームといわれて久しいし、日本のみならず台湾や遠くはインドネシアでもかなりの人気があったこのドラマがとうとうネパールにやってきた。

実は私、日本で「冬ソナ」が放送されて大ブームを巻き起こしていた頃、バングラデシュにいたのでどんなにすごかったのか今ひとつ理解していないし、帰国してから再放送をやっていたが、とかくメジャーなものには拒否反応を示してしまう私のこと、一度もきちんと見たことがない。

さて、こちらでの放映はネパール語の吹き替えがつくという噂だが、どんな風になるのだろう。気候的にはあの雪のシーンなど、違和感なく受け入れられるような気はするし、モンゴル系の顔つきの人も多いこちらでは容貌も問題ないかもしれない。

ベンガル語に先に親しんでしまった私の耳には、鼻濁音の多いネパール語はとても田舎っぽく(失礼)聞こえてしまうので、果たして冬ソナのあの映像に合うのかどうか、そのあたりもいろんな意味で興味深い。ネパールで冬ソナが始まることを教えてくれた友人は「今年はネパールで、ぜったい”マフラーまきまきの”スタイルが流行る」と予言していたが、さあどうなることか。

それとか日本人が韓国人に間違えられてモテモテになる、なーんてこと、あるわけ・・・ないか。