私が最初に「駐在生活」を経験したのは1996年の3月、バングラデシュの首都ダッカでのことでした。当時、すでにインターネット自体はあったのですが、個人でも気軽に使えるような状況ではなく、翌97年の7月になってようやく開通。あまりの嬉しさに、翌月発行のシャプラニールの会報にメールアドレスを掲載し、「メール下さい」と書いてしまったことを、つい昨日のことのように覚えています(本当に下さった会員の方が一名!)。
その後、時代は急速に変化し、いまやバングラデシュでもネパールでも、インターネットは当たり前の通信手段として存在しています。ネパールではこれまで、専用のケーブルをつなぐ形のものが多かったのですが、いまや電話線を使ったADSLもかなり普及してきています。まぁ、速度は日本とは比べものになりませんが…。
そして、ネパールでも買ってしまいましたよ、携帯電話のネットワークを利用した通信用のモジュール。これで、村へ出張しても携帯がつながる限り、どこでもメールチェックができるようになります。あっ、しまった「メールが見られませんでした」という言い訳が使えなくなる…!

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