一昨日から、ネパール中南部のチトワン郡に来ています。ここで行っている「貧困層に配慮した地域防災・開発支援」の評価をするためで、東京からの出張者を含め、総勢11人がカトマンズから移動し、現場スタッフと一緒に住民グループと話をしたり、活動内容の確認をしたりしています。
2泊3日の行程ですが、これまでのところ、大きな問題もなく進んでいます。ただし、何事も平穏無事というわけにはいきません。車の事故やバンダ(ゼネストのこと)の影響で大渋滞にたびたび巻き込まれたり、突然の雷雨で民家の軒先に駆け込んだり…。雷雨の際には「ひょう(雹)」まで降ってきました。この季節、ひょうがふるのは珍しいことではないのですが、直径一センチ以上の大粒のものも混じっていて、地面に激しくうちつけられる様子はかなり迫力がありました。日本人の中には、「人生で初めて見た」という方も。
定義としては直径5ミリ以上のものを「ひょう」、それ以下のものは「あられ」というそうですから、今回のものは確実に「ひょう」ですね。猛暑の中、ちょっとした山登りでほてった顔にあてると、とても冷たくて気持ちが良く、いい休憩になりました。
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