1週間ほど前、虫に腕を刺された。最初は蚊だと思ってたかをくくっていたのだが、時間とともに痒みが増していく上に、刺された場所を含めて7、8Cm四方(もとい15CM四方)が赤く腫れてしまい、これはただ事じゃないと思い始めた。
ダニ?それともノミ?
せめても、と虫除けスプレーでも塗って寝てみたが効果なし。決定的な対策を打てないうちに、足(ひざから下)や腰のあたりなど他の場所も刺されてしまい大変なことになってきた。
私の肌はあまり強くない。日本でもシーズン初めだと、蚊に刺されただけで周辺5Cm四方が腫れあがってしまうこともある。そんな私が、初めてのネパールで、初めて南京虫(推定)に刺されたらどんなにひどいことになろうか想像もできよう。
ひょっとして南京虫?
インターネットで調べるうちに、数々の証拠(って刺された肌だけだけど)から、犯人像が浮かび上がってきた。しかしベッドの布団の間や洋服を見てもヤツの姿はない。布団を干そうにも、最近雨もしくは曇天続きであまり効果がなさそうだし、殺虫剤をまくのは体に悪そう。愛用のアイスノンで冷やして痒みと腫れを押さえ、今はじっと耐えるしかない。
名誉のために言っておくと、部屋は毎日掃除をして(もらって)いる。空気も入れ替えているし、シーツは洗濯して布団をきちんと干してもらっている。この前のカブレ出張で虫を連れて帰ったか、もしかしたらミリーからノミをもらったということくらいしか考えられない。いずれにしても必要なのはヤツを倒すこと。
来週幸い東京から出張者が来るので、実家に依頼したムシ対策グッズが到着することになっている。そうなれば、きっとヤツらを一網打尽に出来ると信じて、見えない敵に闘志を燃やしている今日この頃である。
2件のコメント
御活躍の様子を拝読、心強く思っています。 さて、南京虫に襲われた?
私は旧帝国陸軍の兵舎で経験しました、直径5センチほどの水ぶくれになり、水泡が破れた後が穴になってしまいました。敗戦直前なので薬品もなく、第一虫刺されくらいでは治療の対象にもならず、「大和魂」でやせ我慢しながらどうにか大事に至らず切り抜けました。(私以外の兵士は刺されても化膿などしなかった)。
この南京虫の特徴は、家の柱の割れ目や床板の隙間に潜んでいて、夜暗くなると出動する。人体にたどりつくと、露出した肌を刺す、一つ刺すとすぐに回れ右してもう一度刺す、だから刺し傷はほとんど二つ並んで残る。「かゆい」と被害者が感じるころには、巣の中に引き上げている。つまり、虫毒は「遅効性」なのです。探しても姿を見つけることは極めて稀なのです。
退治は強力なくん蒸剤を何度も使う以外に無いようです。虫と共生して刺されないためには、手と足に長めの靴下を装着、なるべく照明をつけたまま寝ることです。虫ガードなどは無かったので効果のほどは知りません。 何かの参考になれば幸いです。どうぞ健康と安全に御留意下さい。
山下さん、こんにちは。
うーん、私は大和なでしこ(?)ではありますが、魂はどっかに置き忘れてきてしまったので我慢できず「かゆいー」と大騒ぎしています。幸いだいぶ落ち着いてきましたが、新しく刺されないよう十分注意しています。
>一つ刺すとすぐに回れ右してもう一度刺す、だから刺し傷はほとんど二つ
>並んで残る。
確かに二つ刺されてます。一箇所でも十分痒いのに。肌を出さないようにというアドバイス、早速今日から実行してみますね。ありがとうございました!