国や地域によって「しぐさ」のもつ意味の違いがあり、思わぬ誤解を生むことって、よくありますよね。ネパールに限らず、南アジアを旅する日本人がまず気づくことの一つに、首の振り方があります。こちらでは、首を左右に傾ける(左右に素早く何度もふる場合も)と「イエス」を意味します。日本のように右を向いたり左を向いたりではないので、気がつきさえすればOKです。
でも、まったく同じしぐさが違う意味をもつ場合は困ります。代表的な例が「小指をたてる」というもの。日本では女性や、女性の恋人などを意味します。でも、ここネパールでは(インドでも同じだそうです)トイレに行きたいという意味になります。全然違うので、知らないとアウトですね。
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