日本でも移動や接触の制限があって、在宅勤務やオンライン会議の促進が言われていますが、ネパールでも状況は同じです。3月下旬にロックダウンされた直後からさまざまなセミナーがオンラインに切り替えて行われています。オンラインならということで国境を越えたパネリストのセミナーも多く、新型コロナウイルス感染症拡大の状況や対策、そしてそこから生まれる社会課題について各国の事例が共有されています。

当会ネパール事務所でも定例会議をオンラインで行っています。在宅勤務でも出勤していても、日本にいても顔を見て話ができるのは助かります。今日は洪水防災事業を行っているチトワン郡マディのスタッフとも今後の河川対策について協議しました。日本とカトマンズとチトワンをつないでの打ち合わせでした。マディはまだ停電も頻発しネット環境も不安定なため、途中何回かチトワンのスタッフがフリーズしたり消えてしまったり、決してスムーズとは言えませんでしたが、何とか話し合うべきことは話すことができました。

本当は5名だが、1名自宅が突如停電となり消えてしまった

本当は5名だが、写真を撮った時に1名の自宅が突如停電となり消えてしまった

ただ、やっぱりみんなに直接会いたい、ダルバートが恋しいと思う今日この頃です。

ネパール事務所長 勝井裕美