《児童労働反対キャンペーン2020》行政、コミュニティと-市民の意識と行動を変える活動

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ネパール都市部の児童労働の送り出し地域の1つである、マクワンプール郡マナハリ村で児童労働に子どもが陥ってしまわないための活動を始める準備をしています*。活動は多く分けて3つの柱からなる予定です。

1.村の児童保護能力の強化
2.児童労働ハイリスク世帯への個別支援
3.コミュニティの意識啓発

1.では、村の児童保護政策と児童労働撲滅行動計画を策定の後、村の児童保護・権利委員会がマナハリ村の工場などで児童労働がないかモニタリングするといった活動を支援します。

2.では、これまでの現地調査から児童労働に陥るリスクが高いと思われる世帯を選定して、教育支援や保護者への生計向上支援など個別支援を行います。近所の人や親戚が仲介して児童労働に送り出されてしまう、または子ども自ら都会でのよりよい生活を目指して児童労働に陥ってしまうケースが多いので、それらを抑止するため3.では地域の日本で言う自治会や子ども会を通じて児童労働の実態といったことを伝えていきます。

ネパールの児童労働はカーペット工場、レンガ工場が有名ですが、コーヒー、チョコレート生産といった特定の業種にのみ集中しているわけではありません。バスの呼び込み、車両整備工房、レストラン、家事使用人など多岐にわたっています。生活の隅々に児童労働が隠れています。だからこそ、コミュニティ、行政とともに意識と行動を変えることが大切です。

ネパール事務所長 勝井裕美

*ネパールでは、シャプラニールのような国際NGOは活動・予算の承認をネパール政府から得る必要があります。その手続きのために平均して半年ほどかかります。現在、その業務を担う政府機関、SWC(Social Welfare Council)はコロナウイルス対策事業の承認等業務を優先的に行っています。

パートナー団体CWINの子ども無料電話相談の風景

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